テリー伊藤×佐々木心音（１）「いつ脱ぐの？　今でしょ！」

●ゲスト：佐々木心音（ささき・ここね）　1990年生まれ、東京都出身。10代で舞台女優としてデビュー後、着エロのジャンルで躍進を見せ、「芸能界一エロい体」と評される次世代グラビアクイーン。特技はフルート、作詞作曲。実の母と音楽活動も行う。初の主演映画「フィギュアなあなた」が東映系にて全国公開中。7月5日には、ヘアヌード・オリジナル写真集「佐々木心音写真集 連れていって」がリリースされる。佐々木心音オフィシャルBlog「ココにいるね」公開中

　「芸能界一エロい体」を持ち、“ポスト壇蜜争い”で独走態勢に入っている佐々木心音。公開中の主演映画「フィギュアなあなた」では、それまでの着エロの「着」を取り除き、一糸まとわぬエロ裸身を披露した。あえてアンダーヘアを伸ばして臨んだという撮影秘話に、天才テリーの顔も思わずほころんだ。　

テリー　6月15日から公開されてる、映画「フィギュアなあなた」、すごいらしいじゃん。ついにフルヌードになって。思い切ったなぁ。

佐々木　はい、体当たりしました。

テリー　今までギリギリのセクシーショットで売ってたわけじゃない。どういう決心があったの？

佐々木　どうって言われると「いつ脱ぐの？」「今でしょ！」みたいな感じなんですけど（笑）。

テリー　ありがとうございます。本人よりいただきました「脱ぐなら、今でしょ！」（笑）。

佐々木　そのぐらいあっけらかんというか、こういう映画があって、こういう監督がいてっていう話をいただいた時に、ぜひやりたいと思いました。

テリー　ちょっとAVっぽい感じがするじゃない。もちろん石井隆監督だからAVじゃないんだけど。引き受ける前に誰かに相談は？

佐々木　誰にも相談していないです。AVというのは、きちんと本番をしてますし、この映画はお芝居としてそういうふうに見せなければいけないもので、まったく違うものだっていうのが自分の中でありましたから。ただ、終始下着をはいてないんですけど（笑）。

テリー　結構、濡れ場だらけだよね。クランクインする前日には、やっぱり緊張した？

佐々木　はい。

テリー　石井監督はどうでしたか。

佐々木　すごく怖いって言われていましたが、現場に入ったら全然そんなことなくて。クマさんみたいな人で「心音君、今日もパンツはいてないね」とかおっしゃってましたね（笑）。

テリー　パンツをはかないで行くの？

佐々木　はい。ラインがついちゃうので。

テリー　じゃあ、今は？

佐々木　今日はいちおうはいてますよ（笑）。

テリー　何だ。何でも、映画のためにアンダーヘアを伸ばしたんだって？

佐々木　はい、伸ばしました。映画仕様に整えて。

テリー　それまではどんな仕様だったの？

佐々木　それまではグラビア仕様なので、全部カットしてました。特に私はギリギリの衣装なので。何かを貼っただけとか、チョコレートを塗ったりしただけとか。

テリー　ん？　チョコレートを塗るって何？　意味がわかんないんだけど。

佐々木　エヘヘ、溶かしたチョコレートを体に塗って、胸とアソコを隠したりとか。もう水着じゃないことになってたんです。

テリー　ああ、直に塗っちゃうんだ‥‥それじゃ剃るしかないよなぁ（笑）。映画では、石井監督から伸ばしてくれって言われたの？

佐々木　いえ、私から聞きました。「質問が1つ。ヘアのほうはどうしたらいいでしょう。伸ばせば伸ばせるんですけど」って言ったら、「じゃあ、伸ばしてください」って。

テリー　ヘアってどれくらいで伸びるものなの？

佐々木　2週間はかかりましたね。

テリー　最初チクチクしない？　パンツから出てくるだろう。

佐々木　はい。チクチクしますし、かゆいんですよ。それにずっと剃っていたから、太くなってしまって。だからパンティを貫通しちゃうんですよね（笑）。

テリー　セクシーアイドルなのに、それはマヌケだよな（笑）。その様子の写真は撮った？

佐々木　えー、撮ってないですよ。

テリー　撮って、携帯の待ち受けにしなよ（笑）。縁起がよさそうじゃん。

佐々木　アハハ、そうですね。もう1回チャレンジしてみようかな（笑）。

テリー　実際の撮影では、何が大変だった？

佐々木　フィギュアの役なので、動かないシーンが結構あるんです。監督に「カメラを長く回すから、その間は目を開けたまま、視線は1点。体は微動だにしない状態を保ってくれ」と言われて。

テリー　気合いが入るな。

佐々木　集中力がかなりいりました。それから、ワイヤーアクションをスタントなしでやらせてもらったんです。でも、この映画の役は、胸と下半身を出していなきゃいけないので、縛帯という体を固定するためのヒモを胸と股に使用できない。だから、おなかだけに帯を巻いて持ち上げられるので、アクションシーンは相当に痛かったです。