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[片山良三の競馬予想ブログ]武豊番、片山良三の栗東ナマ情報「エアウルフが初重賞をゲット」 | アサ芸風俗

[片山良三の競馬予想ブログ]武豊番、片山良三の栗東ナマ情報「エアウルフが初重賞をゲット」

[片山良三の競馬予想ブログ]武豊番、片山良三の栗東ナマ情報「エアウルフが初重賞をゲット」

2013/07/05

[片山良三の競馬予想ブログ]武豊番、片山良三の栗東ナマ情報「エアウルフが初重賞をゲット」

 角居勝彦調教師が現1歳世代の預託を全て断ったというニュース。大胆なことをするなあと感心したあとで、一般の競馬ファンには何のことかさっぱり伝わらない話なのではないかとも思った。

 そこで大ざっぱに解説。調教師はその成績(実績)によって、貸与される馬房数が増減(今は原則として減ることはなくなった)する仕組みとなっている。リーディングの常連である角居厩舎は、定数の20から上限の28まで膨らんでおり、預かってほしい馬主さんも行列をなしている状態。しかし、JRAによって定められている預託管理可能頭数というものがあり、現役馬がたくさん残っていると、それだけ新しい馬の登録が難しくなる。

 角居調教師は預かった馬を効率よく勝たせるスゴ腕なので、必然的に現役登録を抹消する馬が少なく(つまり3歳で未勝利のまま引退する馬が少ないということ)、入厩を待つ新規の馬が渋滞を引き起こすというジレンマを招いている。それでも預けたいという馬主がいるのだからよさそうなものなのだが、JRAは預託管理可能頭数自体を圧縮する政策に出た。貸与馬房数の3倍まで許されていたものが、2.5倍までとなったのだ。

 この変更は人気と実績がある厩舎ほど手痛い影響を受ける。3歳未勝利馬をたくさん作れば解決するが、わざとそうするわけにはいかない。角居調教師は苦渋の決断として、1世代まるごと、例外を作らずに預託を飛ばすことで、入厩待ちの渋滞を解消することにしたというわけだ。

 もちろん史上初。政策に対する抗議の意味も込められていそうだ。

 こじつけたわけではなく、プロキオンSは角居厩舎のエアウルフ本命。すでに6歳馬だが、来年も再来年もバリバリ働いて、世代がポッカリ空いてしまう厩舎の屋台骨を支えなければいけない。ここで初重賞をゲット。

 相手は、前走で先着を許したアドマイヤロイヤル。そして、再び勢いが出てきたダノンカモンスノードラゴンも前走だけで見限るわけにはいかない存在だ。

 穴なら、稽古でも日に日に鋭さが出てきたスズカセクレターボ。力があるセイクリムズンも、小回りではないからと軽視していると痛い目にあいそうだ。