[伊吹雅也の競馬予想ブログ]伊吹雅也の2億円馬券研究所「七夕賞はマイネルラクリマ1頭」

　7月7日のWIN5は、難解なイメージのある重賞が終盤に控えています。高額配当を期待できそうな雰囲気はありますが、気になる馬を片っ端から押さえていたらキリがなさそう。点数が増えすぎないように注意したいところです。

　WIN【4】はプロキオンS。昨年から中京ダ1400メートルに替わったものの、距離や施行時期は変わっていません。そして、このレースはJRA重賞で3着以内になった経験のある馬が08年以降〈0-4-3-21〉。重賞での好走経験はアテにならないと見るべきでしょう。

　また、向こう数カ月は古馬のJRAGＩやダートグレード競走のGＩがない時期。突出した実力馬ならそもそもこのレースを選んでいないと考えていいはず。近走の着順や距離適性を重視したいところです。

　最も好走馬のイメージに近いのはマルカフリート。ダ1400メートルがベストでしょうし、オープン特別だと厳しい負担重量を課されてしまう馬なので、今回は上積みを期待できると思います。中京ダ1400メートルで優勝経験があるエアウルフ、昨年の2着馬アドマイヤロイヤルあたりにもチャンスはあるでしょう。

　WIN【5】の七夕賞は若い馬が強いレース。07年以前は高齢馬の活躍が目立っていたものの、08年以降は7歳以上の馬が〈0-0-1-23〉、6歳馬も〈1-1-2-19〉と苦戦しています。なお、6歳で連対した2頭はそれぞれ前年の七夕賞でも連対を果たしていた馬です。

　中心はマイネルラクリマ。前々走でコース適性の高さを証明していますし、年齢も申し分ありません。

　また、別表で指摘したように近年はマイラーに近いタイプの馬が優勢。他にも楽しみな馬はいますが、他で手を広げる必要があれば、この馬1頭にしぼるのも1つの手でしょう。