あまちゃん出演キャスト、魅力の裏のウラ(2)スキャンダルも平均視聴率20%超えを後押し ツイート 2013/07/10 ノックアウトされている共演者は他にもいる。「アキの父親を演じる尾美としのりさん(47)は、能年ちゃんいわく、『穏やかで心が澄んでいるのに、いざとなるとエネルギーを感じる人』だそう。実の親子と思えるほど天然ボケなところも一緒。撮影の最初の頃、スタッフが宮藤官九郎さんのことを『宮藤さん』とか『クドカンさん』と話していて、能年ちゃんと尾美さんだけが口をそろえて『え? 脚本家が2人いるの?』と思ってキョトンとしていたらしいです。2人とも『クドカン』があだ名だと知らずに、あとでわかって2人で笑い合ったそうですよ」(前出・ドラマ関係者) 北三陸駅の駅長を演じる杉本も同様だ。「見た目はコワモテな哲太さんですが、能年さんの不思議ちゃんキャラが気に入り、彼女の好みの男性が『ヒゲ好き』と聞いて、哲太さんはわざわざ彼女にヒゲのピンバッジをあげたんです。すると、『フォッ!』と相変わらずの意味不明なリアクションで喜んでくれたそうで、何だか心が通じ合った瞬間だと目を細めていました(笑)」(芸能記者) 一方、このドラマの開始直後に発覚したのが準ヒロイン・橋本の若手イケメン俳優との熱愛騒動だった。「自宅デートを撮影されたこのニュースは、ドラマの現場ではタブーな話題だったが、副駅長を演じる荒川良々さん(39)だけは、『あれって本当かな』と周囲に聞いて回っていた。あの態度で荒川さんのお気に入りだというのが発覚しました(笑)」(前出・スタッフ) スキャンダルさえも平均視聴率20%超えの後押しをしたようだ。 加えて、能年の母親役を演じるキョンキョンの存在も欠かせない。撮影現場でも、母・キョンキョンが新人の能年を完全バックアップしているようだ。「劇中の母子役同様に小泉は能年を妹のようにかわいがっており、NGを出しても励ましています。祖母・夏バッパこと宮本信子さん(68)も過酷な撮影の合間に能年を食事に連れ出し、陰ながら支えている。その様子を見て演技にうるさい渡辺えり(58)ら大御所陣も能年には寛容な態度を見せています」(前出・芸能デスク) このドラマを日に3度ウオッチングしているコラムニストのペリー荻野氏も太鼓判を押す。「最近のキョンキョンは女優としての活躍が目立っていますが、このドラマでの役柄は、若い頃はヤンキーでアイドルに憧れて家出するなど、ちょっと恥ずかしい過去がある母親を好演しています。封印しておきたかった過去だけど、今ならあの頃は一生懸命だったと笑って許せる。でも、今もスケバンのような長いスカートをはかずにいられない‥‥そんな現実感が同世代の視聴者から共感を得ているのだと思います」 朝ドラらしからぬハスっぱな母親役を演じるに当たっては、どこか“厚木のヤンキー”だったキョンキョンのデビュー前ともオーバーラップするのだ。「小泉さん自身も現場ではノビノビと演技をして、自分から『スケバンらしく演じた』とジョークを飛ばしたり、まさにムードメーカーといった感じでしたね。ただ、裕福でない家庭に育ったヤンキー上がりまでは等身大で臨めても、今回のドラマの舞台は岩手の田舎町ですから若干不安があったようで、周囲の地方出身のスタッフに『ふるさとってどんな感じ?』と尋ね、故郷を遠くに持つ地方出身者の気持ちを取材していました」(前出・スタッフ) タグ: あまちゃん,宮藤官九郎,能年玲奈,連続テレビ小説,週刊アサヒ芸能 2013年 7/11号 エリア選択 北海道 青森 岩手 宮城 秋田 山形 福島 茨城 栃木 群馬 埼玉 千葉 東京 神奈川 新潟 富山 石川 福井 山梨 長野 岐阜 静岡 愛知 三重 滋賀 京都 大阪 兵庫 奈良 和歌山 鳥取 島根 岡山 広島 山口 徳島 香川 愛媛 高知 福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄 韓国 [長野県] [静岡県] [鹿児島県] [東京都] [東京都] [栃木県] [茨城県] [東京都] [北海道] [長野県]
ノックアウトされている共演者は他にもいる。
「アキの父親を演じる尾美としのりさん(47)は、能年ちゃんいわく、『穏やかで心が澄んでいるのに、いざとなるとエネルギーを感じる人』だそう。実の親子と思えるほど天然ボケなところも一緒。撮影の最初の頃、スタッフが宮藤官九郎さんのことを『宮藤さん』とか『クドカンさん』と話していて、能年ちゃんと尾美さんだけが口をそろえて『え? 脚本家が2人いるの?』と思ってキョトンとしていたらしいです。2人とも『クドカン』があだ名だと知らずに、あとでわかって2人で笑い合ったそうですよ」(前出・ドラマ関係者)
北三陸駅の駅長を演じる杉本も同様だ。
「見た目はコワモテな哲太さんですが、能年さんの不思議ちゃんキャラが気に入り、彼女の好みの男性が『ヒゲ好き』と聞いて、哲太さんはわざわざ彼女にヒゲのピンバッジをあげたんです。すると、『フォッ!』と相変わらずの意味不明なリアクションで喜んでくれたそうで、何だか心が通じ合った瞬間だと目を細めていました(笑)」(芸能記者)
一方、このドラマの開始直後に発覚したのが準ヒロイン・橋本の若手イケメン俳優との熱愛騒動だった。
「自宅デートを撮影されたこのニュースは、ドラマの現場ではタブーな話題だったが、副駅長を演じる荒川良々さん(39)だけは、『あれって本当かな』と周囲に聞いて回っていた。あの態度で荒川さんのお気に入りだというのが発覚しました(笑)」(前出・スタッフ)
スキャンダルさえも平均視聴率20%超えの後押しをしたようだ。
加えて、能年の母親役を演じるキョンキョンの存在も欠かせない。撮影現場でも、母・キョンキョンが新人の能年を完全バックアップしているようだ。
「劇中の母子役同様に小泉は能年を妹のようにかわいがっており、NGを出しても励ましています。祖母・夏バッパこと宮本信子さん(68)も過酷な撮影の合間に能年を食事に連れ出し、陰ながら支えている。その様子を見て演技にうるさい渡辺えり(58)ら大御所陣も能年には寛容な態度を見せています」(前出・芸能デスク)
このドラマを日に3度ウオッチングしているコラムニストのペリー荻野氏も太鼓判を押す。
「最近のキョンキョンは女優としての活躍が目立っていますが、このドラマでの役柄は、若い頃はヤンキーでアイドルに憧れて家出するなど、ちょっと恥ずかしい過去がある母親を好演しています。封印しておきたかった過去だけど、今ならあの頃は一生懸命だったと笑って許せる。でも、今もスケバンのような長いスカートをはかずにいられない‥‥そんな現実感が同世代の視聴者から共感を得ているのだと思います」
朝ドラらしからぬハスっぱな母親役を演じるに当たっては、どこか“厚木のヤンキー”だったキョンキョンのデビュー前ともオーバーラップするのだ。
「小泉さん自身も現場ではノビノビと演技をして、自分から『スケバンらしく演じた』とジョークを飛ばしたり、まさにムードメーカーといった感じでしたね。ただ、裕福でない家庭に育ったヤンキー上がりまでは等身大で臨めても、今回のドラマの舞台は岩手の田舎町ですから若干不安があったようで、周囲の地方出身のスタッフに『ふるさとってどんな感じ?』と尋ね、故郷を遠くに持つ地方出身者の気持ちを取材していました」(前出・スタッフ)