[亀谷敬正の競馬予想ブログ]亀谷敬正の一攫千金穴馬ドリル「中京芝はスタミナ血統馬を狙え」

[亀谷敬正の競馬予想ブログ]亀谷敬正の一攫千金穴馬ドリル「中京芝はスタミナ血統馬を狙え」

2013/07/18

[亀谷敬正の競馬予想ブログ]亀谷敬正の一攫千金穴馬ドリル「中京芝はスタミナ血統馬を狙え」

 中京の芝コースの特徴は「タフ」であることです。12年に新装してゴール前に坂が設置された影響もあり、スタミナ豊富な血統馬が穴を連発します。また、スパイラルコーナーと長い直線の効果も作用することで、他の高速馬場ではエンジンを持て余してしまうような馬が届くのも中京芝ならではの現象です。

 7月7日の中京芝で行われた2レースの未勝利戦は、HPで公開している勝負レースに指定。本命のヤマニンプードレが単勝11.5倍の好配当ながら楽勝しました。前走は阪神芝外回りで5着、2走前は京都芝内回りで9着と完全にスピード負けしていましたが、「タフ」な中京芝に変わったことで、持ち味のスタミナが全開しました。

 父はチチカステナンゴ。ダイワスカーレットをはじめとする社台グループの良血繁殖牝馬を集めながら、産駒の芝勝利数はたったの10。その理由はスタミナが豊富すぎてスピードに欠ける産駒が多いのが最大の理由です。

 つまり、中京芝はチチカステナンゴのような鈍足‥‥もとい、スタミナ豊富な種牡馬の産駒で他コースでは勝ち切れない馬を狙うパターンの期待値がきわめて高いわけです。

 今週末行われる中京記念は、中京芝1600メートルで行われます。同コースの種牡馬ランキングは表のとおり、1位ディープインパクト、2位アドマイヤマックス、3位マヤノトップガン、4位ステイゴールド、5位ジャングルポケット。

 アドマイヤマックス以外は、自身、もしくは産駒が天皇賞・春を勝っているスタミナ豊富な種牡馬。中京芝1600メートルはスタミナ血統馬が走りやすいのです。

 そして、最近注目したい傾向が、同コースは2桁馬番、特に13番ゲートより外が不利になってきた現象です。今年に入り、13番より外の馬は1勝しかしていません(3番人気以内に支持された馬は6頭)。今年の馬場は、昨年よりは時計が出るようになり、騎手もペースを抑えるようになったため、外すぎる枠の馬は物理的な不利を被りやすくなったのです。

 中京記念はセイクリッドセブンファイナルフォームあたりが4番~10番ゲートに入れば好走確率は高そうです。