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私は原発風俗嬢(4)風俗嬢の耳元で囁く「原発トップシークレット」 | アサ芸風俗

私は原発風俗嬢(4)風俗嬢の耳元で囁く「原発トップシークレット」

私は原発風俗嬢(4)風俗嬢の耳元で囁く「原発トップシークレット」

2013/08/01

私は原発風俗嬢(4)風俗嬢の耳元で囁く「原発トップシークレット」

 原発風俗嬢の中には、被災者である女性も少なくない。当事者から見た作業員の日常とは。

「作業員ですか? 結構つきましたね。『これが放射能だよ』って写メ見せてくれたりとか、『あれは本当は●●なんだよ』って。でも放射能って言われても、写真がウニョウニョしていて、何のことだかわからない(笑)。それ以外の作業員話はあんまり覚えてないですね。興味ないので‥‥」

 弱冠20歳のミサトは、歌手のきゃりーぱみゅぱみゅのようなロリータ風のルックス。

 原発近くで働く風俗嬢の中には、彼女のような地元出身の女性も少なくない。そんな彼女たちに対して、原発作業員も警戒感が薄れるのか、思いもよらぬ「トップシークレット」を漏らしているというのだ。だが、ミサトには、原発に対する危機感も、被災者意識も希薄のようだ。

「自分が被災者? あんまり‥‥。家の下の一部分が崩れたりしただけなんで‥‥。それに今は家にいないし。一人暮らししてるから」

 むしろミサトにとって一番の恐怖は、地元の顔見知りと顔を合わせることだ。

「地元だから誰かに会っちゃうことも結構、ありますね。先生とか。相手は私だってわからなかったみたいですけどね。あとは同級生とか元カレとか」

 放射能は見えないし、ニオイもしない。それゆえに、恐怖を感じる人もいれば、ミサトのように鈍感になる人もいるということのようだ。ただ、震災の恐怖については、

「あー、最近、よく出る話あります。海の近くに住んでる人がよく言ってるんですけど、『寝てると地鳴りみたいなゴーってすごい音がするんだって。すごく不気味みたいで、『絶対にもう一度大きな地震が来るって噂しています。普通じゃないもの』って。でも他のところへの避難は、まったく考えていない。やっとうちにいる犬が大きくなってきたところだし、私も地元離れたくないし、犬も引っ越ししたら精神的に弱くなっちゃうかもしれない」

 さらには、こう付け加えた。

「原発の話よりもアニメの話のほうが楽しい。現実はあんまり興味ないです」

 ミサトにとって原発事故は、あまりにも直視したくない“現実”なのかもしれない。