[亀谷敬正の競馬予想ブログ]亀谷敬正の一攫千金穴馬ドリル「今の函館芝はダート経験馬が好走」

[亀谷敬正の競馬予想ブログ]亀谷敬正の一攫千金穴馬ドリル「今の函館芝はダート経験馬が好走」

2013/08/01

[亀谷敬正の競馬予想ブログ]亀谷敬正の一攫千金穴馬ドリル「今の函館芝はダート経験馬が好走」

 7月21日函館3RはHPで公開している勝負レースに指定。3連単760倍を本線で的中することができました。

 当週の函館芝は「ダート経験馬」と「先行経験」馬が走りやすいバイアス(馬場の偏り)が発生していた馬場。7月21日の函館3Rに出走していた馬で、近2走以内に「ダート経験」と「3番手以内の競馬(先行)」を経験していた馬は3頭のみ。このうち2頭が3着以内に走りました。

 また、3着馬のエリモフローラは、今回が初の芝競走。祖母のエリモエクセルはオークス馬。母も芝で勝ち星をあげていたように、芝のほうが走る血統。血統を知っていれば、近走で走っていたダートよりもパフォーマンスを上げることは容易に予想できたわけです。

 つまり、今の函館芝は「近走でダートを使われるぐらいのパワー」「先行できる脚」に加え、初芝の馬は「母系が芝寄りの血統」の馬を狙えば、好配当をしぼって当てられる馬場状態なのです。

 という馬場状態は、今週末のレースから数えると2週前の状況なのですが、今までの馬場の推移から考えても、よりパワーが要求される馬場状態になるでしょうから、今週末も「近走ダート経験馬」は走りやすい馬場状態になっていることでしょう。

 なお、このバイアス(近走ダート経験馬が走りやすい傾向)は下級条件、特に未勝利戦で顕著になります。

 ただこの条件は、ほとんどが午前中の函館と地味ですから、最後に日曜メインの話も簡単に触れましょう。

 小倉記念の想定メンバーを見たところ、走りそうなのはエクスペディション。父ステイゴールドは当コースの首位種牡馬。兄のツルマルヨカニセは小倉芝で5勝をあげた小倉巧者。という話は、昨年の小倉記念で本命にした時にも書いたのですが(結果1着)、今年も血統評論家という体では、このフレーズを使い回すことにします。

 本当の強調材料は、前走の七夕記念では相当不利な競馬を強いられながら7着にふんばったことです。小倉のほうがいい血統にもかかわらず、七夕賞であれだけ走るのは状態がいいのでしょう。

 恐らく馬券妙味はないでしょうが、当コースも2位のディープ産駒からは、母系が小回り向きのダコールを。