セフレが作れるエロLINE講座（前編）寂しい男女が相手を求めてひしめき合う

　スマホの普及とともに爆発的に利用者を増やした「LINE」。文字だけでなく、画像、音声、動画まで全て無料という噂のアプリに、寂しい男女が相手を求めてひしめき合っているという。エッチ相手も簡単に見つかるという夢のツールを徹底解説。明日から桃色の生活が待っている！

　M字開脚した女子大生が、ベージュのパンティの中で秘所をまさぐっている。その動画にモザイクはなくアエギ声が高まるとともに、薄い布の中心部にはシミが浮かび上がってくる──。

　都内在住飲食店勤務の佐藤剛さん（37）＝仮名＝は、こんなド迫力の素人ナマ撮り動画をスマートフォンアプリ「LINE」を使うことで入手したという。スマホの普及とともに広がったコミュニケーションツールで、現在の国内加入者は実に4500万。この「LINE」の登場がテレクラから始まる“出会い系”の歴史に革命をもたらしたという。ナンパに詳しい恋愛アナリスト・尾谷幸憲氏が解説する。

「テレクラは80年台の初頭に新宿で生まれました。スタートから10年たった95～97年に、コギャルブームやバブル崩壊から来る援助交際ブームとともに全盛期を迎え、その後、伝言ダイヤルでポケベルの番号を教え合う方法が生まれました」

　出会いも世相とは無縁ではなく、ウィンドウズ95と高速回線の普及によってネットナンパは花開いていったという。

「00年代にはチャットルームというのがはやり、出会い系サイトに移行していきます。出会い系はパソコンからガラケーへと移行して今に至ります」（前出・尾谷氏）

　08年、iPhone3Gが日本に上陸して、11年くらいからスマホが爆発的に普及。そして現れたのが「LINE」である。その最大のメリットは、基本的に全てが無料である点だ。リアルタイムで文章や音声、画像や動画まで簡単に送受信ができるコミュニケーションアプリとして、主にメール機能代わりに使われ始め、昨年頃から爆発的に利用者が増えているのだ。

「同時に出会いのツールとしても利用されるようになりました。登録者はIDを作ることができるのですが、このIDを交換することで、見知らぬ不特定多数と会話をすることができるようになるのです」（前出・尾谷氏）

　導入からIDの作り方までを網羅した、スケベオヤジ必読の初心者マニュアルは別表に記載した。出会いたい男女が集うのは「LINE」専用の掲示板なのだが、前出・佐藤氏はこう語るのだ。

「『LINE　出会い』や『LINE　ID交換』というキーワードで検索すると掲示板がたくさんヒットします。最初、私は自分から掲示板にIDと一緒にメッセージを書き込んでいました。しかし、女性からはメッセージが来ないことに気がついたんです」

　はたしてそのコツとはいかなるものか──。