極秘潜入“全裸ハプニングバーのエロス世界”（前編）トップレスになってオッパイを触り合い

　あっちで「ハァハァ」こっちで「ハァハァ」‥‥まるで“壇蜜祭り”のごとく、フロア中に響き渡る吐息の嵐。男と女がハプニングを求めて集う都内最大規模のそのバーは、まさに酒池肉林の世界だった──。

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　桜も散り、夜でも暖かさを感じるようになった4月の平日、都内某所にあるビルの前にたどりついた。この建物の中にあるハプニングバーが「連日大盛況」という噂を聞きつけ、潜入取材を敢行するためだ。

　時間は夜の11時。意を決して店内に入ると、初めての来店ということで身分証の提示のほか、入会金を含めて大2枚を支払う。

　中に通されると、まず巨大フロアに驚かされた。そこには、15人以上は座れるオシャレなバーカウンターや、いくつものソファが連なるコーナーもあり、薄暗さに目が慣れてくると、仕切りのある部屋があちこちにあることもわかった。

「お客様は初めてですので、簡単に店内を紹介しますね」

　店員に案内されたのは、カウンター横にある小さな部屋。中をのぞくと、カップルが密着してイチャついていた。

「ハァハァ‥‥」

　次に案内された小部屋からは、2人の甘い吐息が漏れ聞こえてくる。小悪魔系のギャルと、黒髪淑女が下着姿で濃厚なレズ・キスを交わしている真っ最中だった。しかも、2人ともTバックの下着姿で。

　こうしてひととおり案内されたのだが、高齢の男性に縛られて悶えている熟女もいれば、オモチャを使って遊んでいる若い男女、また、それを見て喜んでいる単独の男性客など‥‥ざっと40人ぐらいはいるであろう店内のあちらこちらで「ハァハァ、ハァハァ」。まさに“壇蜜祭り”のごとく、おのおのが熱い欲望を解き放っていた。これほどハプニングが起きているバーも珍しいのではないだろうか。

　カウンターに座り、とりあえずビールをあおって気分を落ち着かせる。ちなみにお酒などのドリンク類は飲み放題だ。

　あらためて店内を見渡すと、先ほどまでカウンターで飲んでいた女性2人がソファに移動し、トップレスになってオッパイを触り合っている。その姿を凝視していると、女性バーテンダーが話しかけてきた。

「初めての人は驚きますよね。みんな思い思いに楽しんでいるんです」

「意外と広いんですね」

「『都内でいちばん大きいんじゃないかな？』って言うお客さんも結構いらっしゃいます」