[亀谷敬正の競馬予想ブログ]亀谷敬正の一攫千金穴馬ドリル「今の函館芝はスタミナとパワー重視」 ツイート 2013/08/23 「通常とは大きく異なる才能の方向性」のレースを選択することは、血統を利用して穴を取る効果的なパターンの一つです。 8月10、11日開催週にHPで公開した勝負レースは全部で6つ。このうち4レースは函館芝を選びました。その4レースのうち2レースは、函館芝1200メートルを選択。本命馬はいずれも馬券になり(7人気2着ストライクルート、6人気3着モーニングコール)、日曜函館7Rは10万馬券を本線で的中することができました。 それまで函館芝が16日連続で使われていたように、この週の函館芝は摩耗した馬場状態。加えて、週中の雨で水分を大量に含んだため、さらに重い馬場になりました。この影響で、函館芝は「通常とは大きく異なる才能の方向性」が問われる馬場状態へと変貌したのです。 日曜7Rを勝利したタイヨウパフュームの父はジャングルポケット。3着のモーニングコールの父はブライアンズタイム。いずれも芝3000メートル以上のGI勝ち馬を複数出しているステイヤー種牡馬です。芝1200メートル戦にもかかわらず、ステイヤー種牡馬が上位を独占したのは、当時の函館芝1200メートルが摩耗した馬場状態と水分を含んだ状態で行われたため、通常の芝1200メートル戦とは「大きく異なる才能の方向性」を問われる馬場状態になったからです。 同じく函館芝1200メートルで行われた、土曜の勝ち馬はタオルチャン。父はクロフネでJCダートを勝った馬。2着ストライクルートの父はスマートストライク。産駒にJCダート勝ち馬のフリートストリートダンサーがいます。芝1200メートルにもかかわらず、ダート2100メートルGI勝ち馬を出した馬の1、2着になったのも「通常とは大きく異なる才能の方向性」が問われる馬場状態だったからです。 今週末は函館芝1200メートルで重賞のキーンランドCが行われますが、最近の傾向からは芝1200メートルでの適性とは大きく異なる、スタミナやパワーの要素に優れた馬が走る可能性も高そうです。 モグモグパクパクは父も母父もダートGI勝ち馬。2週前同様、ダートのほうが走る血統に有利な馬場になればおもしろい血統。アドマイヤセプターは芝の中距離血統で、母系には2週前に函館芝で爆発したジャングルポケットの父トニービンを持つ血統。スタミナとパワー優先の馬場は合う血統です。 タグ: キーンランドC,亀谷敬正,競馬,週刊アサヒ芸能 2013年 8/29号 エリア選択 北海道 青森 岩手 宮城 秋田 山形 福島 茨城 栃木 群馬 埼玉 千葉 東京 神奈川 新潟 富山 石川 福井 山梨 長野 岐阜 静岡 愛知 三重 滋賀 京都 大阪 兵庫 奈良 和歌山 鳥取 島根 岡山 広島 山口 徳島 香川 愛媛 高知 福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄 韓国 [茨城県] [新潟県] [宮城県] [東京都] [北海道] [静岡県] [高知県] [茨城県] [東京都] [韓国]
「通常とは大きく異なる才能の方向性」のレースを選択することは、血統を利用して穴を取る効果的なパターンの一つです。
8月10、11日開催週にHPで公開した勝負レースは全部で6つ。このうち4レースは函館芝を選びました。その4レースのうち2レースは、函館芝1200メートルを選択。本命馬はいずれも馬券になり(7人気2着ストライクルート、6人気3着モーニングコール)、日曜函館7Rは10万馬券を本線で的中することができました。
それまで函館芝が16日連続で使われていたように、この週の函館芝は摩耗した馬場状態。加えて、週中の雨で水分を大量に含んだため、さらに重い馬場になりました。この影響で、函館芝は「通常とは大きく異なる才能の方向性」が問われる馬場状態へと変貌したのです。
日曜7Rを勝利したタイヨウパフュームの父はジャングルポケット。3着のモーニングコールの父はブライアンズタイム。いずれも芝3000メートル以上のGI勝ち馬を複数出しているステイヤー種牡馬です。芝1200メートル戦にもかかわらず、ステイヤー種牡馬が上位を独占したのは、当時の函館芝1200メートルが摩耗した馬場状態と水分を含んだ状態で行われたため、通常の芝1200メートル戦とは「大きく異なる才能の方向性」を問われる馬場状態になったからです。
同じく函館芝1200メートルで行われた、土曜の勝ち馬はタオルチャン。父はクロフネでJCダートを勝った馬。2着ストライクルートの父はスマートストライク。産駒にJCダート勝ち馬のフリートストリートダンサーがいます。芝1200メートルにもかかわらず、ダート2100メートルGI勝ち馬を出した馬の1、2着になったのも「通常とは大きく異なる才能の方向性」が問われる馬場状態だったからです。
今週末は函館芝1200メートルで重賞のキーンランドCが行われますが、最近の傾向からは芝1200メートルでの適性とは大きく異なる、スタミナやパワーの要素に優れた馬が走る可能性も高そうです。
モグモグパクパクは父も母父もダートGI勝ち馬。2週前同様、ダートのほうが走る血統に有利な馬場になればおもしろい血統。アドマイヤセプターは芝の中距離血統で、母系には2週前に函館芝で爆発したジャングルポケットの父トニービンを持つ血統。スタミナとパワー優先の馬場は合う血統です。