54歳AV男優「性豪人生の倍返し哲学」 ツイート 2013/09/05 54歳でAV男優としてデビューし、現役で活躍中の山田裕二(66)。しかも妻帯者でありながら、常に3~4人の彼女をキープ。男なら誰もがうらやむ性豪人生に挫折はあったのか。「失敗は成功のもと」と語るその倍返し哲学を聞いた。「今の彼女は30代後半が1人と、あとは20代です。既婚者もいますし、そうじゃない人もいます。彼女を作るには、とにかく声をかけること。出会い系サイトも利用しますし、街でナンパもします。ジジイだからって気後れしたらダメなんですよ。断られて当然なんですから。声をかければ10人に1人は立ち止まってくれる。そうしたら、もっとアプローチするんです。少しでも嫌な顔をしたら『ごめんなさい』と引き下がる。それも礼儀ですね」 男優になる前は都内で毛皮商を営んでいた。開業したのはバブルの十数年前。1着数十万の毛皮が飛ぶように売れ、年商は数億万を超えた。やがてバブルがはじけ、売り上げは落ちたが、それでも食うに困らないぐらいの貯蓄はできた。51歳で毛皮商を廃業した。「別に未練はありませんでしたね。商売ですからいい時もあれば悪い時もある。悪い時にはそれに打ち勝つためにふんばらないといけないんですが、自分の力ではどうにもならないこともあるじゃないですか。頑張るのも大事ですが、引きずらないのも大事。だから、落ちた売り上げを借金で穴埋めして、商売を続けることもできましたが、きっぱり辞めた。別の人生もあるんですから」 そんな時、偶然見たのがテレビドラマのエキストラを募集する広告だ。生活には困らないが、ハナからジッとしていられない性分。ナンパにも行きたいが、仕事をしていないと外出する口実も作れない。応募したのはそんな理由だった。「現場に行くうちにAV男優と知り合った。AV男優って食えませんから、バイトでエキストラと掛け持ちしてる人も多いんですよ。その人に『興味あるなら紹介するよ』と言われ、『オッパイもんでお金までもらえるなら、ぜひ』と(笑)」 しかし、見るとやるでは大違い。セックスが目的なら絶対にAV男優は勧めないと言う。「うらやましがられることも多いんですが、『だったらやってごらんなさい』と言うようにしています。監督や女優の要求に応えながら、スタッフも大勢いる前で勃起し続けるなんて、若くても普通はできません。途中で中折れしてしまって“勃ち待ち”なんてされたら本当に地獄です。早くしろよという冷たい視線の中、必死で勃起させようとするんですが、その状況で勃つはずがない。セックスするだけなら、彼女とのほうが何倍も楽しい。AVのセックスは8割ぐらいが苦痛です。それでも続けてるのは芝居が楽しいから。セリフや演技が決まった時の快感が忘れられないんです」 さらに家族や親戚にバレる心配もある。「私の場合は『孫バレ』でした。彼氏とAVを見ていたらしく『絶対におじいちゃんでしょ?』と。『似た人じゃないの?』って認めてませんけど、女房とは離婚寸前の修羅場ですよ。そういえば、一度だけ愛人を作って、向こうの身内から罵声を浴びせられた。その時も修羅場だったんですが、その日の夜にはソープに行ってました(笑)。基本的に能天気なんですよ」 苦痛や修羅場もあるが男優を辞めるつもりはない。「夢は腹上死(笑)。死ぬまで続けるつもりです」 タグ: AV男優,山田裕二,週刊アサヒ芸能 2013年 9/5号 エリア選択 北海道 青森 岩手 宮城 秋田 山形 福島 茨城 栃木 群馬 埼玉 千葉 東京 神奈川 新潟 富山 石川 福井 山梨 長野 岐阜 静岡 愛知 三重 滋賀 京都 大阪 兵庫 奈良 和歌山 鳥取 島根 岡山 広島 山口 徳島 香川 愛媛 高知 福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄 韓国 [東京都] [静岡県] [北海道] [沖縄県] [鹿児島県] [東京都] [岐阜県] [茨城県] [韓国] [奈良県]
54歳でAV男優としてデビューし、現役で活躍中の山田裕二(66)。しかも妻帯者でありながら、常に3~4人の彼女をキープ。男なら誰もがうらやむ性豪人生に挫折はあったのか。「失敗は成功のもと」と語るその倍返し哲学を聞いた。
「今の彼女は30代後半が1人と、あとは20代です。既婚者もいますし、そうじゃない人もいます。彼女を作るには、とにかく声をかけること。出会い系サイトも利用しますし、街でナンパもします。ジジイだからって気後れしたらダメなんですよ。断られて当然なんですから。声をかければ10人に1人は立ち止まってくれる。そうしたら、もっとアプローチするんです。少しでも嫌な顔をしたら『ごめんなさい』と引き下がる。それも礼儀ですね」
男優になる前は都内で毛皮商を営んでいた。開業したのはバブルの十数年前。1着数十万の毛皮が飛ぶように売れ、年商は数億万を超えた。やがてバブルがはじけ、売り上げは落ちたが、それでも食うに困らないぐらいの貯蓄はできた。51歳で毛皮商を廃業した。
「別に未練はありませんでしたね。商売ですからいい時もあれば悪い時もある。悪い時にはそれに打ち勝つためにふんばらないといけないんですが、自分の力ではどうにもならないこともあるじゃないですか。頑張るのも大事ですが、引きずらないのも大事。だから、落ちた売り上げを借金で穴埋めして、商売を続けることもできましたが、きっぱり辞めた。別の人生もあるんですから」
そんな時、偶然見たのがテレビドラマのエキストラを募集する広告だ。生活には困らないが、ハナからジッとしていられない性分。ナンパにも行きたいが、仕事をしていないと外出する口実も作れない。応募したのはそんな理由だった。
「現場に行くうちにAV男優と知り合った。AV男優って食えませんから、バイトでエキストラと掛け持ちしてる人も多いんですよ。その人に『興味あるなら紹介するよ』と言われ、『オッパイもんでお金までもらえるなら、ぜひ』と(笑)」
しかし、見るとやるでは大違い。セックスが目的なら絶対にAV男優は勧めないと言う。
「うらやましがられることも多いんですが、『だったらやってごらんなさい』と言うようにしています。監督や女優の要求に応えながら、スタッフも大勢いる前で勃起し続けるなんて、若くても普通はできません。途中で中折れしてしまって“勃ち待ち”なんてされたら本当に地獄です。早くしろよという冷たい視線の中、必死で勃起させようとするんですが、その状況で勃つはずがない。セックスするだけなら、彼女とのほうが何倍も楽しい。AVのセックスは8割ぐらいが苦痛です。それでも続けてるのは芝居が楽しいから。セリフや演技が決まった時の快感が忘れられないんです」
さらに家族や親戚にバレる心配もある。
「私の場合は『孫バレ』でした。彼氏とAVを見ていたらしく『絶対におじいちゃんでしょ?』と。『似た人じゃないの?』って認めてませんけど、女房とは離婚寸前の修羅場ですよ。そういえば、一度だけ愛人を作って、向こうの身内から罵声を浴びせられた。その時も修羅場だったんですが、その日の夜にはソープに行ってました(笑)。基本的に能天気なんですよ」
苦痛や修羅場もあるが男優を辞めるつもりはない。
「夢は腹上死(笑)。死ぬまで続けるつもりです」