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男たちの桃源郷(2)今でも遊郭時代をしのばせる建物が残る | アサ芸風俗

男たちの桃源郷(2)今でも遊郭時代をしのばせる建物が残る

男たちの桃源郷(2)今でも遊郭時代をしのばせる建物が残る

2013/09/11

男たちの桃源郷(2)今でも遊郭時代をしのばせる建物が残る

 印象深かったのは加賀百万石の城下町、石川県金沢市の西茶屋街、通称「西廓」だ。

 北陸の小京都・金沢では今も古い街並みがたくさん残っているが、その一つに西茶屋街がある。

「現在は、ガイドブックにも取り上げられる観光スポットですが、ルーツはかつて『西廓』と呼ばれた遊郭です。誕生は1820年(文政3年)で、『東廓』『主計町』『北廓』と4つの遊郭があったのです。西茶屋街には、今でも遊郭時代をしのばせる建物が残っており、緑色の『西検番事務所』はとても美しいですね」

 戦後になると、西廓の隣の旧石坂町に赤線、現在の片町に青線が誕生する。

「2つの町では、いまだに“遊び”が堪能できて、旧赤線が『石坂』、旧青線は『新天地』と呼ばれています。特徴は明け方まで営業していて、客を見つけると20代中心の女の子が外へ飛び出してきます。30分2万3000円ということなので、迷っていると、『2000円引くわよ』と声をかけてきました。プレイは道路を挟んで向かい側のラブホテルになります。そのせいか、ムッチリとした安達祐実似の子は、やたらと声が大きかったですね(笑)」

 続いて、四国は土佐へと飛ぶ。高知市内の街並みは意外と新しい。戦火で焼失してしまったからだ。ところが、高知市も西の外れへ向かうと戦災を免れた建物が数多く残っている。

「その一つに映画『鬼龍院花子の生涯』の舞台にもなった『玉水遊郭』があります。江ノ口川沿いに残る建物は、遊郭情緒を今でも感じさせます。今でも淫靡な香りが漂っていて‥‥」

 当時の建物をそのまま使っているちょんの間があるというのだ。その建物内部に入って、見学するだけの価値は十分にあるという。

「5年前までは、最も若くて30代前半だったのが、最近は20代半ばの女の子も現れました。相場は20分で五十路なら6000円ほどで、20代の女の子でも7000円で遊べました。顔見せをする店もあり、遊郭跡をそのまま使っている店では、板の間にマットが敷いてある簡素な作りではありますが、タイムスリップしたかのような錯覚に襲われました。昔の建物ですから声が筒抜けなので、女の子が声を押し殺して悶える姿に欲情しました」

 土佐の“はちきん”女との情交は情熱的なのだ。