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知ってるようで知らない「男性器の神秘」 | アサ芸風俗

知ってるようで知らない「男性器の神秘」

知ってるようで知らない「男性器の神秘」

2013/09/19

知ってるようで知らない「男性器の神秘」

 1967年に公開された、性科学映画ブームの火付け役となった作品「女体の神秘」を覚えているだろうか。しかし、男性器にも神秘があることはあまり知られていない。男性自身でも把握しえないペニスのトリビアを紹介しよう。

 まずはペニスにまつわる意外な病気に関してお伝えしよう。1つ目は奇妙な勃起をもたらすペイロニー病である。海綿体やそれを包む白膜の中や中隔にできた塊が血流を妨げて正常な勃起ができなくなる病気である。勃起をしても病的に左右に曲がったり反り返ったりするという病気で、進行すると勃起不全を引き起こすこともある。

 2つ目は、持続勃起症。名前のとおり、セックス後も勃起が収まらない病気を指す。陰茎にずっと血液がたまったままの状態になるため時間とともに痛みを生じ、放っておくと最終的に陰茎が腐ってもげてしまうという、恐ろしい病気だ。勃起状態が4時間を超えると医療による何らかの処置が必須で、8時間を超えると腐り始める可能性があると言われている。男性用機能障害治療剤を服用すると起きやすいと言われているが、服用していなくてもかかることがある。ペニスに針を刺して血を抜くという、患者にとっては激痛を伴う治療になるが、ペニスがもげてしまっては元も子もない。

 いずれの病気も症状を覚えたら即、病院での受診をオススメする。

 次は、男性が抱きがちな男性器への間違ったイメージを訂正していこう。

 一昔前は亀頭の根元に真珠を入れることが、男らしさの証明であると思われていた。痛みに耐えることに加え、高価な真珠を体内に埋め込むことで裕福さをアピールできた。できたイボが女性を悦ばせると信じられてもきた。

 だが、今は昔。昨今の若い女性は真珠を入れる意味を知らないため、「形が気持ち悪い」と敬遠されるだけ。素人はもちろん、風俗に従事する女性ですら避ける時流である。

 ペニスに異物を装着するという点では、勃起時間を継続するコックリングを使用する際は、細心の注意を払おう。ある泌尿器科医によれば、セックス中に抜けなくなって病院に駆け込んだ患者も実在するという。

 最も都市伝説的に流布しているのは、「鼻が大きい男性はペニスも特大である」という噂ではないだろうか。だが、これは真っ赤なウソ。研修医時代から25年以上、1日10本以上のペニスを診療してきた泌尿器科医が、「鼻とペニスの大きさは無関係」と断言している。

 最後に、「中出し」の意外な効能を紹介しよう。ペニスを膣に挿入すると女性の骨盤内が充血するが、射精して精液を受け止めると、充血が引き潮のように去る。射精せずにセックスを終えると、骨盤内は充血したままで、その体の状態は女性に不満足感を与えるという。不満足感が不感症に発展する危険もあるのだ。

 江戸時代の儒学者、貝原益軒が「養生訓」で「接して漏らさず」(性交しても射精はしない)と指南したが、膣内射精ができる相手には、時として射精も与えるべき、と心得たい。