疾風!ボートレース「地元から単騎参戦 金子賢志選手が強襲一気!」

疾風!ボートレース「地元から単騎参戦 金子賢志選手が強襲一気!」

2013/09/19

疾風!ボートレース「地元から単騎参戦 金子賢志選手が強襲一気!」

 9月18日【水】~23日【月】の「新鋭王座決定戦」は桐生を舞台にA1級が13人、A2級が25人、B1級13人、B2級1人で争われる。人気はA1級に集中するが、ここは高配当一発、地元群馬から単騎参戦するB1級の金子賢志を狙いたい。

 実は金子は最近半年間に93走したが、走った水面に片寄りがあり、なんと51.6%を占める48走が桐生だった。他の45走は下関、蒲郡など5場。あとの18場は1走すらしなかった。

 そして48走を消化した桐生で1着12本、2着12本の航跡を残した。2連対率50.0%、勝率6.35。今期A1級のボーダーは6.18。桐生に限れば、A1級も顔負けの好成績をマークしてきたのである。

 だが、B1級の伏兵にこんな側面があるのを知るファンは少なく、金子には高配当がめじろ押し。例えば8月15日桐生第3R、3コースから06のスタートで飛び出し、品川賢次らをまくったレースは3連単5万9010円の大穴。8月26日第11R、新鋭王座の前哨戦とも言うべきシリーズで逃げ切り、和田兼輔らを着外に沈めたレースも3万690円の波乱を呼んだ。

 桐生48走の平均スタートはコンマ13の電撃。強襲一気に人気のA1級を蹴散らすと、今回もまた配当は高すぎるほど高い。

 なお、金子の次走は10月9日~14日のGIII「大村企業杯」となっている。

◆ボートレース評論家・水上 周