疾風!ボートレース「“本命バトル祭”で堂原洋史選手が再び快進撃」

疾風!ボートレース「“本命バトル祭”で堂原洋史選手が再び快進撃」

2013/09/26

疾風!ボートレース「“本命バトル祭”で堂原洋史選手が再び快進撃」

 9月26日【木】~30日【月】の「戸田一般戦」は6人のA1級が毎日2回乗りで第1Rから第12Rに登場し、B級5人と予選を戦うユニークなシリーズである。本命バトル祭と名付けられ、どのレースも人気は必ずたった1人のA1級に集中する。

 だが、昨年11月に行われた同じシリーズで意外なことが起きた。地元埼玉の伏兵・堂原洋史がなんと4連勝の快進撃を決め、本命党をマッ青にさせたのだ。

 まず11月1日第9R、堂原は5コースから断然人気の木村光宏をまくって3連単1万5580円の穴をあけた。翌2日第3R、2コースから平尾崇典を2着に沈めて9500円。同日第11R、インから再び木村を着外に蹴散らすと、これも1万2180円の穴。

 さらに3日第3R、3コースから馬袋義則を2着に破って4連勝。この配当はさすがに3連単3310円しかつかなかったが、トップスタート3連発、4走目も2番スタートという豪快な攻めっぷりだった。

 その堂原が今回も本命バトル祭を走る。A1級は池上裕次、徳増秀樹、鎌田義ら6人だが、堂原の最近1年間の戸田実績は35走して1着9本、2着8本、2連対率48.6%。勝率は6.40の高水準。気合い満点の走りで地元のベテランの意地を見せつけるだろう。

 なお、堂原の次走地は10月17日~23日の「住之江一般戦」となっている。

◆ボートレース評論家・水上 周