[亀谷敬正の競馬予想ブログ]亀谷敬正の一攫千金穴馬ドリル「カネになる種牡馬の狙い方」

[亀谷敬正の競馬予想ブログ]亀谷敬正の一攫千金穴馬ドリル「カネになる種牡馬の狙い方」

2013/10/31

[亀谷敬正の競馬予想ブログ]亀谷敬正の一攫千金穴馬ドリル「カネになる種牡馬の狙い方」

 先日発売された単行本「血統ビーム黄金ガイド」では、カネになる種牡馬の狙い方が多数掲載されています。ゴールドアリュールもその名のとおり、黄金種牡馬の一頭。10月14日の京都12Rでは同種牡馬の産駒が2、3着で68万馬券。さすがに、本を書き終えたばかりでしたから、このレースを見逃すわけにはいきません。HPで公開している予想でもゴールドアリュール産駒を本命、対抗に指名。3連単68万馬券を大本線で的中させました。

 なお、単行本では09年以降HPで公開している予想で3連単を100円ずつ買った場合、「430万円以上のプラス」と書きましたが、10月20日現在、450万円以上のプラスに上方修正いたします。

 68万馬券を当てたのに20万しかプラスが増えていないのか、と気づく方も多いでしょう。そうなんです。ゴールドアリュールが激走するまで負け続けていたんです。本当に黄金種牡馬にはいつも助けられます。

 それはともかく、ゴールドアリュールが黄金種牡馬になるのは、名前に金が付いているから、だけではありません。同種牡馬は、ダート種牡馬として一般的には有名ですが、実は「芝の能力もかなり高い」ものを秘めているのが、カネになる秘密です。

 ゴールドアリュール自身、現役時代はダービーに出走して勝ち馬のタニノギムレットとは0.3秒差。2着のシンボリクリスエスとは0.1差の5着に走っているのです。

 京都12Rでは、ダート適性の高いサンデー系は4頭のみの出走で1~3着を独占。ダートのレースではダート適性の高い血を持っているのは当然ですが、ゴールドアリュールのように「芝の才能」を秘めている馬は少数派。

 サンデー系のような「芝よりの伸び」にたけた血を持つ馬が少ないので、京都12Rのように「芝の才能」も問われる馬場状態しだいでは上位を独占して高配当、というパターンも多々見られるのです。

 また、ゴールドアリュール産駒は「前走ダートに出走していて今回芝(9人気以内)」に出走していたパターンの馬を買うだけでも大幅なプラス収支を実現することができます。これも「芝の才能も実は秘めている」からです。

◆プロフィール 亀谷敬正(かめたに・たかまさ) テレビ、専門誌などでカリスマ的人気の若手血統馬券師。HP公開中。推奨レース、期待値の高いデータ満載の出走表も配信中。近著「重賞アプローチ式 2013データブック」(サラブレBOOK)が好評発売中