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川島なお美VS中島知子「妖艶演技でエロス対決!」(2) | アサ芸風俗

川島なお美VS中島知子「妖艶演技でエロス対決!」(2)

川島なお美VS中島知子「妖艶演技でエロス対決!」(2)

2013/11/20

川島なお美VS中島知子「妖艶演技でエロス対決!」(2)

 観客をうならせるのは、過激な艶技だけではない。川島の揺れ動く女心を描写した場面では、試写会場からため息が漏れたのだ。

 ──バンコクに到着した川島は、タイ在住の姪に連れられたレストランでウェーターの韓国人青年と出会う。料理を置く際に川島の手に触れた男の指先が気になり、翌日も同じレストランへと向かう。

 しかし、青年はそこにはいなかった。落胆を隠しながら川島は姪に誘われるまま、ムエタイの試合を見せるバーで再会を果たす。青年は選手だったのだ。

 その夜、川島は1人でホテルに戻るが、試合で痛めつけられた青年が脳裏から離れない。女芯からあふれだす淫らな感情を沈めようと、川島はバスローブ姿でベッドに横になる。それでも、一向に冷めようとしない劣情を、川島は氷塊で沈めようとする。

 アイスペールから取り出した氷を口に運び、ポッテリとした下唇へ当てる。そして、静かにくわえ込んでいく。いとおしそうに2回、3回と上下に動かすと、口元から溶け出した液体が垂れる。それほど熱を帯びていた川島は、氷を胸元へと忍ばせていく。黒々と熟した突起に当たったのだろう。まるで果ててしまったかのように、川島は体をビクンと反り返らせる。氷で冷たくなった手を秘唇へと導いていく──。

 川島の感情の機微を映し出す演技には、エロスに付き物の背徳感までが表現されていた。

 若月氏もこう言う。

「氷の自慰シーンで、川島はバスローブがはだけて、股間の肌がかなり露出していた。もともとヘアが薄い川島ですから、前貼りをつけていないので‥‥とスケベ心も働くのですが、そこは演出とカメラワークの妙でクドくないのです。日活ロマンポルノ出身の伊藤秀裕監督の演出と川島の妖艶な姿がマッチしていて、希少となった『文芸エロ路線』を感じさせます」

 今年1月、川島はこの作品をタイで撮影している。その意気込みは尋常ではなかった。

 芸能プロ関係者が言う。

「当然、過去の濡れ場と比較されるので、それを超える内容にしなければと考えていたのは、製作サイドよりも川島のほうでした。体のケアも入念なもので、かつては『赤ワインの血が流れている』というほどのワイン好きの川島が酒量を減らし、解毒効果が高いと聞けば、レモンのしぼり汁をたっぷり入れた焼酎サワーを飲んでいたのです」

 五十路を過ぎた熟れた花が枯れることはなく、咲き乱れるのは当然なのだ。