元日本ハム“路上レイプ投手”の鬼畜すぎる酒乱余罪（1）真面目な男が起こした凶行の 一部始終

　11月12日、日本ハムの現役二軍マネジャーが強姦容疑で逮捕された。かつては早稲田大学のエースとして、将来を嘱望され鳴り物入りで入団。ダルビッシュとも親友関係だった容疑者の素顔は、酒を飲むと豹変する「ジキルとハイド」だったのだ。

「信じられません。投手としての結果は残せませんでしたが、マネジャーとしての働きぶりは真面目そのもので、現役時代も記者に対しては穏やかに接し、言葉遣いも丁寧で好かれていました。人見知りの激しいダルビッシュ有（現レンジャーズ）といちばん仲がよかったのも宮本でした」

　と言うのは、パ・リーグ担当記者。

　11月12日に千葉県警に強姦の容疑で逮捕されたのが、日本ハムの二軍マネジャーを務めていた宮本賢容疑者（29）だった。社会部記者が語る。

「宮本は今年6月下旬、千葉県船橋市の路上で20代の女性が泥酔していたところに通りすがり、介抱するフリをして、自分の車に連れ込み、そのままレイプして、膣外射精をした。ただ、女性が酩酊していて記憶が曖昧だったので、捜査はなかなか進展しなかった」

　ところが、事態は突如、一転する。今年の9月10日のことだった。千葉県市川市の路上で、宮本容疑者が通行中の面識のない女性に絡み、付きまとったため、そのまま警察に通報され現行犯で逮捕されたのだ。

「宮本は逮捕から数日後に釈放されたが、チームが無断欠勤の理由を事情聴取したところ、警察に勾留されていたと説明。『車の中から自分の携帯電話を外に投げてしまい、取りに行ったところ酔ってフラフラの女性がいた。そこで、大丈夫ですかと声をかけたらパトカーを呼ばれてしまった』と釈明した。球団は、宮本に1カ月の自宅謹慎処分を言い渡したものの、逮捕前日までは通常のマネジャー業務に従事していた」（前出・社会部記者）

　だが、捜査員は6月に船橋で発生した強姦事件と、市川の付きまとい事件の関連を疑い、宮本容疑者のDNAを照合。すると、両者のDNAが一致したことから逮捕されたのである。

　捜査関係者も、こう言って悪質な犯行に怒りをあらわにするのだ。

「実は千葉県周辺では、夜の人気のない路上で、女性を狙ったレイプ事件が数件発生していた。その手口は酔った女性に声をかけ、反応を見て、車に乗せ犯行に及ぶという卑劣なもの。他にも余罪がないか、慎重に捜査を進めています」