池袋JK撮影会が摘発されて露見した猥褻すぎる“裏”オプション

池袋JK撮影会が摘発されて露見した猥褻すぎる“裏”オプション

2013/12/17

池袋JK撮影会が摘発されて露見した猥褻すぎる“裏”オプション

 現役女子高生の写真撮影ができる、いわゆる「JK撮影会」が11月下旬、全国で初めて摘発された。高校2年生の女生徒を水着姿にして男性に披露させたとして、労働基準法違反(危険有害業務の就業制限)で経営者が逮捕されたのだが、その実態は、過激すぎる裏オプションの巣窟だった。

 捜査のメスが入ったのは11月29日、東京・池袋でJK撮影会をうたっていた「ついんて~る」。制服の下に水着を着させ、淫らなポーズを撮影させるサービスを提供したとして、警視庁は経営者のW容疑者(33)を逮捕、17歳の女子高生を補導した。

 しかし、現在も都内で営業中の同業者は、首をひねりながら、こう口を開く。

「下着じゃなくて、水着でしょ。どうして摘発されたんだろう? だって、水着がダメというなら、秋葉原のソフマップでやってる撮影会だってアウトでしょ。それとも、ウチはオープンスペースでの撮影なんだけど、あの店は昔リフレで、個室で撮らせてたのがいけなかったのかね~」

 摘発された店は、昨年11月から添い寝やマッサージを行う「JKリフレ」として営業していたが、取締りが厳しくなり、今年8月から業態を撮影会に変更。W容疑者は「リフレのように体に触れなければ大丈夫だと思った」と供述しているのだが‥‥。

 ところが、この供述を真っ向から否定するのは、別の同業者だ。

「実はあの店、ちょっと緩かったんですよ。だって、メニューにハグとか手つなぎなどのオプションがたくさんありましたから。撮影会とは名ばかりで、中身は昔のリフレのまんま」

“お散歩”と呼ばれる一種のリフレでアルバイト経験のある女子高生のAちゃんは、「ついんて~る」の内情について、さらに詳しく話してくれた。

「私の友達がバイトしてたことがあって、そのコから聞いた話なんだけどね。店長から『お客さんの要望は嫌じゃなきゃ、やって』って言われてたみたい。だから店にあるオプションをやるかやらないかは、女の子自身が決められるの。ビンタ500円とか、ハグ1000円とかね」

 当然、水着のオプションもあるのだが、露出度の高い水着が用意されていたという。

 Aちゃんが続ける。

「水着は水着でも、マイクロビキニも置いてあったって。隠す部分が超少ないヤツ(笑)。でね、けっこう過激なことをやっていたコもいたんだって。何でも『水着ずらし』っていう“裏オプション”があって、1秒だけ水着をずらして乳首をチラッと見せるの。それをお客さんが必死で連写するんだって(笑)。あと、中にはアソコをチラ見させてたコもいたって。個室だから店長にも絶対にバレないって言ってたよ」

 水着で淫らなポーズどころか、ストリップさながらの撮影会が繰り広げられていたのだ。

 この店に限ったことではないが、Aちゃんによると“裏オプ”をやるコの中には、1000円で胸を揉ませたり、3000円でアソコを触らせたりするコもいるという。

「だって、店からもらうお金って超少ないから(笑)。裏オプをバンバンやってるコって、月に30万円ぐらい稼いでるんじゃない」

 年頃の娘を持つオヤジにとっては、胸を締めつけられる思いだが、売春(ワリキリ)に詳しく「夜の経済学」(扶桑社)の著者でもある評論家の荻上チキ氏は、女子高生の“裏実態”について次のように話す。

「全体で見ると、裏オプをするコは少数派ですね。まあ、触れることができない店で、手をつなぐことを裏とするかは、その人しだいですけど、性的なものまでやるのは圧倒的に少ないですよ。普通はやらない。だって、バレたらクビになりますし、仲間からハブにされる。市場をかき乱すわけですからね。あのコはやらせてくれたのにって」

 性的サービスを行う女子高生は稀というわけだ。では、荻上氏は今回の事件をどう見たのか。

「逮捕されたのは風営法でも淫行条例でもなく、労働基準法違反ですよね。リフレの時もそうですが、問題視するために逮捕した。しかし、逮捕しようにも適用されるのが労働基準法ぐらいしかない。それが今の法律の実態です」

 リフレ、お散歩、撮影会‥‥業態を次々変える女子高生ビジネスVS警察当局とのイタチごっこは、今後も続きそうだ。