[亀谷敬正の競馬予想ブログ]亀谷敬正の一攫千金穴馬ドリル「今年はトニービンの血を狙う!」 ツイート 2013/12/19 中山芝2500メートルの最強種牡馬は文句なしにステイゴールドです。 過去5年(08年~)の中山芝2500メートルはステイゴールド産駒が12勝。2位アグネスタキオン(4勝)に8勝差。全体の勝ち星の20%以上を占めるブッチギリの首位種牡馬です。 昨年の有馬記念もステイゴールド産駒のゴールドシップ、オーシャンブルーが1、2着。当コラムでもオーシャンブルーを推奨。ホームページ限定で公開している最終予想でも10人気のオーシャンブルーを本命、ゴールドシップが対抗。大本線で的中することができました。 ただし、今年は当コースでステイゴールド産駒が強いことを知っていても、馬券的には意味がありません。昨年ステイゴールドを強調したのは、ゴールドシップもオーシャンブルーも当コースが「初出走」だったから。何度も書いているように、「血統は馬柱ではわからない才能を見いだしてこそ意味がある」のです。 今年のステイゴールド産駒は、すでに当レースで実績を出しているオルフェーヴル、ゴールドシップ。何度走ってもGIでは通用しないナカヤマナイトの出走のみ。戦歴を見れば有馬適性はわかるので、馬券的には血統を見る意味がほぼないのです。 いちおう、オルフェーヴルは軸にしてもよし。ゴールドシップは押さえ。ナカヤマナイトは厳しい。というのがボクの評価ですが。 今年の有馬で血統を馬券に活用するなら、トニービンの血が鍵になりそうです。当コースでは母父トニービンがサンデーサイレンスを抑えて母父の首位種牡馬。08年の有馬記念で14人気ながら2着に突っ込み高配当を演出したアドマイヤモナークも母父トニービン。また、当コースで55%を越える高複勝率のハーツクライも母父にトニービンを持つ種牡馬です。 今年の出走予定馬では、ハーツクライ産駒のカレンミロティック、アドマイヤラクティ、母父トニービンのデスペラードが馬券的にはおもしろい馬です。 いずれの馬も血統的魅力に加え、私の単行本「重賞ビーム」にも書いている有馬記念の「黄金の馬柱」のパターンにも該当します。 「黄金馬柱」とは各重賞レースに存在する「期待値が高い馬柱のパターン」のことです。 有馬記念は「前走1着馬」もしくは「JCで後方の位置取りの競馬」をしていた馬の複勝期待値が毎年高いレース。カレンミロティック、デスペラードは前走1着馬。アドマイヤラクティは後方から末を伸ばすも、東京ではあと一歩キレが足りませんでした。 さて、有馬記念は、ふだんは競馬をやらない人からも予想を聞かれる機会が多いのですが、昨年は「ゴールドシップから流せば当たると思いますよ。でも、オーシャンブルーも入れてね」と言い、マニアには「オーシャンブルー本命」の理由をしっかりと語らせてもらいました。 今年の場合、ライト人には「オルフェーヴルから流せば当たんだろうけど、相手にはカレンミロティック、デスペラード、アドマイヤラクティも買ってね」と言うことになりそうです。マニアには許してもらえない予想でしょうが、当たりそうですよね(笑)。 もちろん、マニアには馬券的妙味が最も高い馬を推奨するつもりです! 最終決断はホームページで発表しますが、馬場も見たうえで、カレンミロティック、デスペラード、アドマイヤラクティのいずれかを本命にすることでしょう。 ◆プロフィール 亀谷敬正(かめたに・たかまさ) テレビ、専門誌などでカリスマ的人気の若手血統馬券師。HP公開中。推奨レース、期待値の高いデータ満載の出走表も配信中。近著「血統ビーム黄金ガイド」(ガイドワークス)が好評発売中。 タグ: アグネスタキオン,アドマイヤラクティ,オルフェーヴル,カレンミロティック,ゴールドシップ,ステイゴールド,デスペラード,トニービン,ナカヤマナイト,亀谷敬正,有馬記念,競馬,週刊アサヒ芸能 2013年 12/26号 エリア選択 北海道 青森 岩手 宮城 秋田 山形 福島 茨城 栃木 群馬 埼玉 千葉 東京 神奈川 新潟 富山 石川 福井 山梨 長野 岐阜 静岡 愛知 三重 滋賀 京都 大阪 兵庫 奈良 和歌山 鳥取 島根 岡山 広島 山口 徳島 香川 愛媛 高知 福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄 韓国 [茨城県] [岡山県] [高知県] [山形県] [三重県] [北海道] [沖縄県] [千葉県] [愛知県] [岐阜県]
中山芝2500メートルの最強種牡馬は文句なしにステイゴールドです。
過去5年(08年~)の中山芝2500メートルはステイゴールド産駒が12勝。2位アグネスタキオン(4勝)に8勝差。全体の勝ち星の20%以上を占めるブッチギリの首位種牡馬です。
昨年の有馬記念もステイゴールド産駒のゴールドシップ、オーシャンブルーが1、2着。当コラムでもオーシャンブルーを推奨。ホームページ限定で公開している最終予想でも10人気のオーシャンブルーを本命、ゴールドシップが対抗。大本線で的中することができました。
ただし、今年は当コースでステイゴールド産駒が強いことを知っていても、馬券的には意味がありません。昨年ステイゴールドを強調したのは、ゴールドシップもオーシャンブルーも当コースが「初出走」だったから。何度も書いているように、「血統は馬柱ではわからない才能を見いだしてこそ意味がある」のです。
今年のステイゴールド産駒は、すでに当レースで実績を出しているオルフェーヴル、ゴールドシップ。何度走ってもGIでは通用しないナカヤマナイトの出走のみ。戦歴を見れば有馬適性はわかるので、馬券的には血統を見る意味がほぼないのです。
いちおう、オルフェーヴルは軸にしてもよし。ゴールドシップは押さえ。ナカヤマナイトは厳しい。というのがボクの評価ですが。
今年の有馬で血統を馬券に活用するなら、トニービンの血が鍵になりそうです。当コースでは母父トニービンがサンデーサイレンスを抑えて母父の首位種牡馬。08年の有馬記念で14人気ながら2着に突っ込み高配当を演出したアドマイヤモナークも母父トニービン。また、当コースで55%を越える高複勝率のハーツクライも母父にトニービンを持つ種牡馬です。
今年の出走予定馬では、ハーツクライ産駒のカレンミロティック、アドマイヤラクティ、母父トニービンのデスペラードが馬券的にはおもしろい馬です。
いずれの馬も血統的魅力に加え、私の単行本「重賞ビーム」にも書いている有馬記念の「黄金の馬柱」のパターンにも該当します。
「黄金馬柱」とは各重賞レースに存在する「期待値が高い馬柱のパターン」のことです。
有馬記念は「前走1着馬」もしくは「JCで後方の位置取りの競馬」をしていた馬の複勝期待値が毎年高いレース。カレンミロティック、デスペラードは前走1着馬。アドマイヤラクティは後方から末を伸ばすも、東京ではあと一歩キレが足りませんでした。
さて、有馬記念は、ふだんは競馬をやらない人からも予想を聞かれる機会が多いのですが、昨年は「ゴールドシップから流せば当たると思いますよ。でも、オーシャンブルーも入れてね」と言い、マニアには「オーシャンブルー本命」の理由をしっかりと語らせてもらいました。
今年の場合、ライト人には「オルフェーヴルから流せば当たんだろうけど、相手にはカレンミロティック、デスペラード、アドマイヤラクティも買ってね」と言うことになりそうです。マニアには許してもらえない予想でしょうが、当たりそうですよね(笑)。
もちろん、マニアには馬券的妙味が最も高い馬を推奨するつもりです! 最終決断はホームページで発表しますが、馬場も見たうえで、カレンミロティック、デスペラード、アドマイヤラクティのいずれかを本命にすることでしょう。
◆プロフィール 亀谷敬正(かめたに・たかまさ) テレビ、専門誌などでカリスマ的人気の若手血統馬券師。HP公開中。推奨レース、期待値の高いデータ満載の出走表も配信中。近著「血統ビーム黄金ガイド」(ガイドワークス)が好評発売中。