[片山良三の競馬予想ブログ]武豊番、片山良三の栗東ナマ情報「桜まではハープスター主役」 ツイート 2014/03/06 桜花賞に桜の開花が間に合うだろうかと心配になるぐらいの2月だったが、夜明けは確実に早くなって気配はやっぱり春。競馬の番組も今週から3歳クラシックのトライアルがめじろ押しに開催される。 関西は牝馬路線。芝1600メートルのチューリップ賞が今週、芝1400メートルのフィリーズレビューが来週。トライアルという意味では本番と同じ舞台で戦うチューリップ賞が重視されるべきと思うのだが、格付けは逆。GIIIとGIIの格差と同時に、1着賞金も3400万円と5000万円と小さくない差がつけられている。 それによってどういう事象が起きているかというと、本番よりもGIIの5000万円を取りにいく馬たちがフィリーズレビューに集合する傾向。逆に本番を意識する馬たちはこのチューリップ賞に集まってくる。こちらを選択したほうが本番までの間隔も1週ゆったりできるわけで、メンバーの質が高くなるのも当然。出走馬の質が厳しく審査される米国なら、当然のように格付け委員会にかけられるところだろう。 2歳牝馬チャンピオンの座をハナ差で逃したハープスターだが、誰もが認める実力ナンバーワン。その馬がチューリップ賞を選択したことで、今年はよけいにフィリーズレビューに有力馬が流出している。現時点でチューリップ賞の想定出馬表はわずかに9頭。これを見て泡沫候補が参加してきそうだが、上位はこの表の中から出ると断言しておく。 勝つのもハープスター。前半は頑としてハミを取らない馬だが、後半は牡馬を含めても世代一の破壊力。オークスでどうかはまたあとで考えればいい問題で、桜花賞までは問題なく主役視でかまわない。 強力な追い込み馬が注目されている時は、先行馬にチャンスが生まれる。武豊騎手が騎乗するプリモンディアルは、逃げ切りの1戦1勝。そんなにすごみのある勝ち方ではなかったので、今回はノーマークの逃げ。色気がある馬たちはどうしても後ろから来るハープスターを見てしまうので、そこにチャンスが生まれるのではないか。 自在脚質のシャイニーガールだが、それでもハープスターより前で運ぶのではないか。プリモンディアルの2番手なら、普通に連対は確保できると読む。で、◯はこちら。 良血マラムデール、連勝の勢いがあるヌーヴォレコルト、堅実なリラヴァティ、ブランネージュにも優先権(3着以内)獲得のチャンスはある。 タグ: シャイニーガール,チューリップ賞,ヌーヴォレコルト,ハープスター,ブランネージュ,プリモンディアル,マラムデール,リラヴァティ,片山良三,競馬,週刊アサヒ芸能 2014年 3/13号 エリア選択 北海道 青森 岩手 宮城 秋田 山形 福島 茨城 栃木 群馬 埼玉 千葉 東京 神奈川 新潟 富山 石川 福井 山梨 長野 岐阜 静岡 愛知 三重 滋賀 京都 大阪 兵庫 奈良 和歌山 鳥取 島根 岡山 広島 山口 徳島 香川 愛媛 高知 福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄 韓国 [静岡県] [静岡県] [茨城県] [静岡県] [宮城県] [山口県] [熊本県] [高知県] [長野県] [鹿児島県]
桜花賞に桜の開花が間に合うだろうかと心配になるぐらいの2月だったが、夜明けは確実に早くなって気配はやっぱり春。競馬の番組も今週から3歳クラシックのトライアルがめじろ押しに開催される。
関西は牝馬路線。芝1600メートルのチューリップ賞が今週、芝1400メートルのフィリーズレビューが来週。トライアルという意味では本番と同じ舞台で戦うチューリップ賞が重視されるべきと思うのだが、格付けは逆。GIIIとGIIの格差と同時に、1着賞金も3400万円と5000万円と小さくない差がつけられている。
それによってどういう事象が起きているかというと、本番よりもGIIの5000万円を取りにいく馬たちがフィリーズレビューに集合する傾向。逆に本番を意識する馬たちはこのチューリップ賞に集まってくる。こちらを選択したほうが本番までの間隔も1週ゆったりできるわけで、メンバーの質が高くなるのも当然。出走馬の質が厳しく審査される米国なら、当然のように格付け委員会にかけられるところだろう。
2歳牝馬チャンピオンの座をハナ差で逃したハープスターだが、誰もが認める実力ナンバーワン。その馬がチューリップ賞を選択したことで、今年はよけいにフィリーズレビューに有力馬が流出している。現時点でチューリップ賞の想定出馬表はわずかに9頭。これを見て泡沫候補が参加してきそうだが、上位はこの表の中から出ると断言しておく。
勝つのもハープスター。前半は頑としてハミを取らない馬だが、後半は牡馬を含めても世代一の破壊力。オークスでどうかはまたあとで考えればいい問題で、桜花賞までは問題なく主役視でかまわない。
強力な追い込み馬が注目されている時は、先行馬にチャンスが生まれる。武豊騎手が騎乗するプリモンディアルは、逃げ切りの1戦1勝。そんなにすごみのある勝ち方ではなかったので、今回はノーマークの逃げ。色気がある馬たちはどうしても後ろから来るハープスターを見てしまうので、そこにチャンスが生まれるのではないか。
自在脚質のシャイニーガールだが、それでもハープスターより前で運ぶのではないか。プリモンディアルの2番手なら、普通に連対は確保できると読む。で、◯はこちら。
良血マラムデール、連勝の勢いがあるヌーヴォレコルト、堅実なリラヴァティ、ブランネージュにも優先権(3着以内)獲得のチャンスはある。