真木よう子 バストも露な自慰行為が話題になったあの映画を再検証(2) ツイート 2014/03/26 真木が演じたのは、国立図書館に勤めるトワという女性。ピアニストになる夢が破れ、退屈な日常に絶望して睡眠薬で自殺を図る。 幸いに一命は取り留めたが、運び込まれた奇妙な精神病院(サナトリウム)が映画の舞台。院長からは「7日間の命」と宣告され、患者たちとの交流で“生きる意味”を取り戻していく。 同部屋のサチ(中島朋子)がオナニーにふけっているところを目撃したり、元弁護士のショウコ(風吹ジュン)に「本当に幸福なセックスをしたことある?」と問われることも。 「映画そのものは頭でっかちの部分もあったけど、あのオナニーシーンで全てを成立させましたね」(秋本氏) それは、物語のクライマックスに訪れるシーンである。ショウコの「幸福なセックス」という問いかけに、トワは偽らざる胸中を打ち明けた。 「嫌われたくなくて、いつも感じるフリしてた‥‥」 同部屋のサチからも強い口調で叱責される。 「あなたもオナニーしてみなさいよ!」 こうした葛藤は「生きる」イコール「剥き出しの欲求」として一点に集約される。コトブキ氏は、伝説のオナニーシーンと“その後”とを比較する。 「オナニーの場面のあとに恋人役とソフトながらセックスシーンもあるんですよ。ところが、これが全然ピンと来ない(笑)。生きる意味として欲望を剥き出しにするオナニーシーンのほうがエロチック」 映画としては好きでも嫌いでもないが、真木よう子といえば「ベロニカ」になるとコトブキ氏はキッパリ。それほど作品よりも真木の存在感が勝っているというのである。 さて、その場面は──。ピアノが置かれた部屋で、意を決して好きな男(イ・ワン)と向き合うトワ。 「私の最期の恋人になってよ!」 ピアノの前に座り、少し離れた男に向かって切なげな目で訴える。やがて、マーラーの交響曲に合わせ、自然に高まってゆく。 パンティを脱ぎ、スカートをわずかにたくし上げる。右手が秘芯を捉え、男の存在など視野にないとばかりに指を出し入れする。 「はあッ‥‥うっ、う!」 白いビスチェも脱ぎ捨てると、ついに完熟に実った乳房が姿を見せる。細い手足には不釣り合いなほどの球形であり、薄紅色の乳輪と小さな乳首が“リアルなエロス”を象徴する。 「プルンとのけぞる感じに乳房が現れて、上下に激しくのたうつ状態。これはもう『スペクタクル』と呼んで差し支えないでしょう」(秋本氏) タグ: さよなら渓谷,真木よう子,週刊アサヒ芸能 2014年 3/27号,そして父になる,パッチギ,ベロニカは死ぬことにした,中島朋子,日本アカデミー賞,風吹ジュン エリア選択 北海道 青森 岩手 宮城 秋田 山形 福島 茨城 栃木 群馬 埼玉 千葉 東京 神奈川 新潟 富山 石川 福井 山梨 長野 岐阜 静岡 愛知 三重 滋賀 京都 大阪 兵庫 奈良 和歌山 鳥取 島根 岡山 広島 山口 徳島 香川 愛媛 高知 福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄 韓国 [静岡県] [岐阜県] [栃木県] [神奈川県] [東京都] [愛媛県] [滋賀県] [静岡県] [愛媛県] [群馬県]
真木が演じたのは、国立図書館に勤めるトワという女性。ピアニストになる夢が破れ、退屈な日常に絶望して睡眠薬で自殺を図る。
幸いに一命は取り留めたが、運び込まれた奇妙な精神病院(サナトリウム)が映画の舞台。院長からは「7日間の命」と宣告され、患者たちとの交流で“生きる意味”を取り戻していく。
同部屋のサチ(中島朋子)がオナニーにふけっているところを目撃したり、元弁護士のショウコ(風吹ジュン)に「本当に幸福なセックスをしたことある?」と問われることも。
「映画そのものは頭でっかちの部分もあったけど、あのオナニーシーンで全てを成立させましたね」(秋本氏)
それは、物語のクライマックスに訪れるシーンである。ショウコの「幸福なセックス」という問いかけに、トワは偽らざる胸中を打ち明けた。
「嫌われたくなくて、いつも感じるフリしてた‥‥」
同部屋のサチからも強い口調で叱責される。
「あなたもオナニーしてみなさいよ!」
こうした葛藤は「生きる」イコール「剥き出しの欲求」として一点に集約される。コトブキ氏は、伝説のオナニーシーンと“その後”とを比較する。
「オナニーの場面のあとに恋人役とソフトながらセックスシーンもあるんですよ。ところが、これが全然ピンと来ない(笑)。生きる意味として欲望を剥き出しにするオナニーシーンのほうがエロチック」
映画としては好きでも嫌いでもないが、真木よう子といえば「ベロニカ」になるとコトブキ氏はキッパリ。それほど作品よりも真木の存在感が勝っているというのである。
さて、その場面は──。ピアノが置かれた部屋で、意を決して好きな男(イ・ワン)と向き合うトワ。
「私の最期の恋人になってよ!」
ピアノの前に座り、少し離れた男に向かって切なげな目で訴える。やがて、マーラーの交響曲に合わせ、自然に高まってゆく。
パンティを脱ぎ、スカートをわずかにたくし上げる。右手が秘芯を捉え、男の存在など視野にないとばかりに指を出し入れする。
「はあッ‥‥うっ、う!」
白いビスチェも脱ぎ捨てると、ついに完熟に実った乳房が姿を見せる。細い手足には不釣り合いなほどの球形であり、薄紅色の乳輪と小さな乳首が“リアルなエロス”を象徴する。
「プルンとのけぞる感じに乳房が現れて、上下に激しくのたうつ状態。これはもう『スペクタクル』と呼んで差し支えないでしょう」(秋本氏)