[亀谷敬正の競馬予想ブログ]亀谷敬正の一攫千金穴馬ドリル「ダート500万条件」の狙い方

先週の当コラムでは「新馬戦は、フィリーサイアーの母父スペシャルウィーク、クロフネ」に注目と書きました。そして、関西最初の新馬戦（6月7日の5R）は、母父クロフネのケツァルテナンゴが優勝。ホームページ「ブラッドバイアス血統馬券プロジェクト」では最高評価に指定された馬でした。

先週のコラムを読んだ人の中には「ケツァルテナンゴを見て書いたんだろう」と思う人もいるかもしれませんが（笑）、締め切りの都合上、それは無理です。例年のシステム（傾向）から期待値の高い血統馬に該当する馬が、たまたま最初の新馬戦を勝利しただけです。

さて、今週は新馬戦同様、この時期（6-7月）に期待値の高いシステムを紹介します。いきなり結論から書きますが「ダート500万条件」で「前走、3歳限定500万条件以上」を使っていた「人気薄（7人気以下）」を買う。たったこれだけです。

該当パターンの13年の複勝回収率は214%。12年は126%。2年連続で高回収率を記録するのですから、世代レベルに影響されているわけではありません。単純にこの時期のダート500万条件は3歳馬が「強くて有利」です。

今年も最初「3歳上ダート500万条件」で、いきなり3歳馬のハニードントが単勝26.2倍で優勝。3連単は12万馬券。HPで公開している予想でもハニードントを本命にして的中しました。ちなみに、この日公開した勝負レースは3レースのみ。手品の仕掛けを教えてしまえば、このパターンだけを狙っているのが見え見えですね。

とはいえ、長年ボクの予想を見てくださっているヘヴィなユーザーの皆さんは、この時期の3歳馬でいつものように儲けることを期待してくださっているのですから、貫くしかありません。結果的に、いつもの方法で皆さんの期待に応えることもでき、今年の回収率もさらに上昇したのですから何よりです。

なお、当コラムに書いたパターンは、3歳馬で儲かるパターンのごく一部です。もう少し研究すればさらなる利益の上積みも期待できます。また、この程度の簡単なデータでもプラスになってしまうぐらい、今の時期は3歳馬が有利な構造なのです。

◆プロフィール 亀谷敬正（かめたに・たかまさ） テレビ、専門誌などでカリスマ的人気の若手血統馬券師。HPはhttp://www.k-beam.com。推奨レース、期待値の高いデータ満載の出走表も配信中。近著「血統ビーム黄金ガイド」(ガイドワークス)が好評発売中。