[亀谷敬正の競馬予想ブログ]亀谷敬正の一攫千金穴馬ドリル「この時期は外国人騎手で儲けろ!」

[亀谷敬正の競馬予想ブログ]亀谷敬正の一攫千金穴馬ドリル「この時期は外国人騎手で儲けろ!」

2015/01/08

[亀谷敬正の競馬予想ブログ]亀谷敬正の一攫千金穴馬ドリル「この時期は外国人騎手で儲けろ!」

1月の重賞は、外国人騎手が乗った特定の血統馬を買えば、3年連続でプラス収支を実現しています。

外国人騎手がディープインパクト、Tサンデー系、サドラーズウェルズ系のいずれかの血統馬に乗った場合。12~14年の単勝回収率は315%。複勝回収率は202%。勝率47%。複勝的中率は63%。3年連続で単勝回収率は200%を超えています。

この時期に外国人騎手の期待値が上がるのは、タフな芝や内を通ることが重要な馬場状態になりやすいから。また、先にあげたような血統は潜在能力を隠している馬も多いので、外国人騎手騎乗で才能を開花するのです。

なお、Tサンデー系とはディープインパクト以外で中長距離GIに実績を残すサンデー系種牡馬のこと。亀谷のHPをご覧いただければ、無料で出走馬の父系が表示されているのでご参照ください。

こう書くと、ボクは外国人騎手が好きと思われるかもしれませんね? そうではない。と書こうと思いましたが‥‥全員外国人騎手にしてほしいぐらいです。少なくとも地方、中央の騎手免許をオープンにして、重賞では最低限のミスをしない騎手の割合を増やしてほしいもの。そうなれば、特定の騎手だけを買う、つまらない馬券術は成立しなくなりますから、馬や馬場適性といった「馬が主役」のファクターで勝敗が決まりやすくなります。実際、重賞以外の平場では、ボクは外国人騎手をほとんど意識しません。外国人騎手は、平場は適当に乗ることも多く、基礎期待値も低いからです。

それにしても14年秋GIは内枠を引いた実力馬が、騎手が下手に乗りすぎたせいで馬券圏外に消えるケースが多すぎました。本来、内枠は物理的に有利なはずですが、内をまともにさばけない騎手の場合、不利を受けて馬の能力を台ナシにしてしまうのです。

決して馬券がハズレた八つ当たりでもないですし、それを予想するのも競馬です。だからこそ、こうして昨年の1月も外国人騎手の良血を買うという戦法を黙々と実行して儲けたのですから。本当は、もう少し馬重視の達成感のある予想でお金を払い戻したいのですけれど。


◆プロフィール 亀谷敬正(かめたに・たかまさ)テレビ、専門誌などでカリスマ的人気の若手血統馬券師。HPはhttp://www.k-beam.com 推奨レース、期待値の高いデータ満載の出走表も配信中。近著「重賞ビーム2015」(KADOKAWA/エンターブレイン)が好評発売中。