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薬とレイプで深窓の令嬢をSEX中毒にしたら勝ち…「販売サイトで1位「少女」凌辱ゲームの問題中身」 | アサ芸風俗

薬とレイプで深窓の令嬢をSEX中毒にしたら勝ち…「販売サイトで1位「少女」凌辱ゲームの問題中身」

薬とレイプで深窓の令嬢をSEX中毒にしたら勝ち…「販売サイトで1位「少女」凌辱ゲームの問題中身」

2015/12/13

薬とレイプで深窓の令嬢をSEX中毒にしたら勝ち…「販売サイトで1位「少女」凌辱ゲームの問題中身」

ある過激アダルトゲームが、なんと大手販売サイトで売り上げ1位となった。ドス黒い欲望の限りを尽くし、少女をセックス中毒にするという問題の中身とは─。


「どうか‥‥犯してください。お願いします」

まだ胸も膨らんでいない少女が、恥毛が生えていない秘部をみずからさらけ出しながら性交を懇願する─これはアダルトゲーム「奴隷との生活」の一場面である。

ネットでのみ入手することができるこのゲームが配信開始されたのは、10月29日。ある大手販売サイトで、11月の月間販売数1位となった。価格は2052円で、わずか1カ月余りで3万2000本以上が購入されたことから、約6000万円以上を売り上げたことになる。このゲームはメーカーが製作したものではない「同人ゲーム」と呼ばれるもの。規制のハードルも低いため、過激な内容にファンも多いという。

プレイヤーは「奴隷として譲り受けた元貴族の少女」を“教育”。深窓の令嬢に凌辱の限りを尽くし、肉体関係がなければ理性が保てない“セックス中毒者”にすれば勝ちとなり、冒頭のようなシーンにつながるというのである。

この種のゲームが発売されるたびに議論されるのが、創作物が現実の犯罪を助長することだ。88年から89年にかけて起きた東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件では、宮﨑勤元死刑囚の部屋から殺人の様子を再現したホラービデオが押収された。97年の神戸連続児童殺傷事件では、脅迫状などに映画やテレビ、小説などの引用があった。01年~04年に起きた少女連続監禁事件では、「監禁王子」の異名をとった犯人はアダルトゲーム愛好家で、被害者に「ご主人様」と呼ばせていた。

表現物と犯罪の関係を、犯罪心理学者の出口保行氏が解説する。

「強姦犯の一部には、女性はレイプを喜んでいると、本気で考える人間がいます。こうした人間が過激な創作物によって刺激されれば犯行の誘因になり、行動化される可能性は高くなります。また犯行が強化される危険性もあります」

問題のゲームの中で、少女はプレイヤーの操る主人公を「ご主人様」と呼ぶ。当初は優しくして親密度を高め、ある段階で肉体関係を結ぶ。絶頂は男女ともにゲーム時間で1日25回までの設定。家事をしている少女をバックで犯し、野原に組み伏せて弄ぶことも、媚薬で気絶させて繰り返し犯すことさえできるのだ。“セックス中毒”になった少女は、寝起きのプレイヤーの陰茎を口に含み、みずから上にまたがり腰を振るようになる。人間の言葉も話せなくなり、獣のようなうめき声を上げ、ひたすら性行為だけを求めるようになるのだ。

今年、7月15日から改正児童ポルノ禁止法が施行され、児童ポルノを単純所持しただけで逮捕される中、漫画やアニメなど表現物への規制を巡る議論は活発化している。以前からゲーム業界の団体やメーカーは、作品ごとに「R‒18」など購入年齢を自主的に設定することで対応してきた。前出・出口氏はこう懸念する。

「30歳でも精神的な年齢が10代の人はたくさんいます。逆な人もいて個体差が大きい。例えば18歳以上は大丈夫という根拠が、心理分析をしている自分にはわかりません」

一方で、表現の自由は絶対に守られなければならないと主張するのは、漫画評論家の呉智英氏である。

「原則的には人間の思っていることを規制してはいけない。行動や思考に対する規制は、人間に対する理解を狭めることになる。同時に、表現については、今後はさまざまなゾーニング(年齢などによる購入者のすみ分け)が必要でしょう。表現の自由を守りながら、年代や世相を反映してゾーニングを変化させながら対応していくしかないと思います」

政府が中心となってクールジャパンが推進されている。世界に日本のアニメ・ゲームなどの文化を売り込む機運が高まる中、表現の自由と規制の問題は、より議論されなければならないだろう。