【一杯酒場】　埼玉・志木「一球酒場」

辛くてうまい四川料理に「三冷ホッピー」。
汗をかきながら壮快な酔い心地。

志木駅のロータリーから歩いて1分の駅近にある「一球酒場」。中国でその色の豊かさに感動したオーナーが大学時代からの盟友、韓店長と開いた四川料理で飲める中華居酒屋だ。店名はテニス部だったオーナーが日本テニス界の父、福田雅之助の名言「この一球は絶対無二の一球なり」からつけたもの。

ツマミは中華だが、一押しの酒はこだわりの酒飲みなら泣いて喜ぶ「三冷ホッピー」だ。霜がかかったジョッキにシャーベット状となったキンミヤ焼酎とキンキンに冷えたホッピーが注がれ、すっきりクリアなのどごしがたまらない。

人気メニューの筆頭はクミンのスパイシーさがくせになる「ラム串」。「ガツ炒め」は特Aレベルの黒酢を使っていて、脂っこさがなくまろやかな酸味があとをひく。

そして麻婆豆腐と並んで必食なのが、2種類の山椒を使った「四川豚煮込み」。辛さだけでなく心地よいシビレ感に気がつけば、酒が進んでしまう本場の味だ。

店内にはカウンターもあるので、ひとり飲みもOK。さらに、昼から飲めるのも嬉しい。「日本の酒と中国の料理。文化の融合よ！」と笑顔で胸を張る韓店長の明るい接客から元気がもらえる。

一球酒場
住所：埼玉県新座市東北2-35-5
電話：048-473-3919
営業時間：月〜土11:30〜14:00、17:00〜25:00、日・祝16:00〜22:00
定休日：無