新・おんな性豪列伝2016 vol.5 「旺盛オンナの駆け込み寺 女性クリニック院長が教える「女の性欲」の正体 「40 代しごろ説」は真実!「365日、変わらず発情期」」

新・おんな性豪列伝2016 vol.5 「旺盛オンナの駆け込み寺 女性クリニック院長が教える「女の性欲」の正体 「40 代しごろ説」は真実!「365日、変わらず発情期」」

2016/06/11

新・おんな性豪列伝2016 vol.5 「旺盛オンナの駆け込み寺 女性クリニック院長が教える「女の性欲」の正体 「40 代しごろ説」は真実!「365日、変わらず発情期」」

美しくも淫らで激しい、火のついた女性の「性欲」。一度放出すれば終わりの男には理解できないことだろう。謎めくその正体を、ベテラン女性医師に聞いた!


三大欲求の一つである性欲。だが、女性が「セックスを語る」ことや、そもそも「性欲がある」と明かすことさえ、最近まで社会的にタブーとされていた。だからこそ性豪女性は悩むのだが、

「今はもうそんな時代ではない」

と、女性の性欲を肯定するのは、「いけした女性クリニック銀座」の池下育子院長だ。「持て余す性の悩み」を相談する先は少ない。同院は、そうした女性の駆け込み寺となっている。

いったい女性はどんな時に「発情」状態となるのだろうか─まずは「生理の前後はムラムラする」という〝定説〟について聞いてみた。

「感情面からのアプローチで説明できます。生理痛などで募るイライラを、人によってはセックスによって発散しようとするのです。生理の時期は妊娠の心配が低いため、思い切りセックスできる、という開放感から性欲が増す人もいます」

昨今の女性の社会進出も、性豪を生む一つの要因だという。

「晩婚化が進んで30代でも独身で働いている女性が多いですし、結婚していても共働きの夫婦だらけ。やはり働いている女性は、〝家を守る〟主婦よりもアグレッシブなので、自然と性にも旺盛になりがちですね」

以前であれば、若い女性が性の相談に訪れる中心層だった。しかし、最近はその傾向が違ってきているという。

「『パートナーがセックスしてくれず、どう処理していいか‥‥』という、40代から50代の女性が増えています。逆に20代の若い女性は性に非常に慎ましやかになってきました」

ところでその「40代女性」は「しごろ」である、という俗説がある。レスでセックスに走ることばかりでなく、ちゃんとした科学的根拠のある真実のようだ。

「性欲は男性ホルモンによって支配されています。40代以上の更年期の女性は、女性ホルモンの分泌が下降するに伴い男性ホルモンの影響が高まり、知らずと性欲が高まるのです」

何より、四十路女性に限らず、女性の体の深奥は基本的に〝年中発情期〟の状態であるという。

「女性の性欲は一年365日ずっと変わらず存在し、環境やエモーショナルな変化によって増減するという認識が一般的です」

性欲の強弱はまさに個人差がある。性豪女性たちよ! ぜひ、持て余す「性欲」をセックスで発散し、日常を謳歌してほしい。


タグ: 池下育子,性欲