[伊吹雅也の競馬予想ブログ]伊吹雅也の2億円馬券研究所「共同通信杯はムーヴザワールド魅力」 ツイート 2017/02/09 今週末2月12日の2重賞は、しぼり込み方のセンスを問われるようなメンバー構成になりそうです。 WIN4の京都記念は実績馬を重視したい一戦。JRA、かつ2000〜2500メートルのGⅠで9着以内となった経験がない馬は、12年以降〈0 0 0 26〉ですし、前年か同年にJRAのGⅠかGⅡで4着以内の経験がない馬も12年以降〈0 0 0 23〉と上位争いに食い込めていません。 また、近年は年明けのAJCCや日経新春杯を使った馬が不振。さらに前走がJRAのレース、かつ前走の4角通過順が3番手以内だった馬も12年以降〈0 0 0 11〉なので、差し馬を重視すべきだと思います。 早くから出走を予定していた馬のうち、特に不安要素が見当たらないのはサトノクラウン、スマートレイアー、マカヒキくらい。3頭ともそれなりに信頼できそうですが、今年のメンバー構成ならマカヒキを素直に中心視したいところです。 WIN5の共同通信杯も基本的には実績馬が強いレース。中央場所、かつ芝1600メートル以上、かつ出走頭数が9頭以上の重賞かオープン特別において3着以内となった経験のある馬は、09年以降〈6 7 5 11〉と堅実でした。 一方、この条件をクリアしていなかった馬のうち、JRAのレースにおける連対率が100%でなかった馬は〈0 0 1 51〉と勝ち切れていません。 また、前走で大敗を喫した馬、前走人気薄だった馬も評価を下げるべきでしょう。 今年はエアウィンザー、スワーヴリチャード、タイセイスターリー、ムーヴザワールドあたりが有力候補。どの馬にもチャンスはありそうですが、前走が重賞、その前走で単勝1番人気だったムーヴザワールドは特に魅力を感じます。 ◆プロフィール 伊吹雅也(いぶき・まさや)「JRAホームページ」「グリーンチャンネル」ほか、さまざまなメディアに活躍の場を広げている新進気鋭の競馬評論家。新刊「ウルトラ回収率2016─2017」(ガイドワークス)が好評発売中。 タグ: 伊吹雅也,2億円馬券研究所,WIN5,競馬,予想,ブログ,コラム,2017 エリア選択 北海道 青森 岩手 宮城 秋田 山形 福島 茨城 栃木 群馬 埼玉 千葉 東京 神奈川 新潟 富山 石川 福井 山梨 長野 岐阜 静岡 愛知 三重 滋賀 京都 大阪 兵庫 奈良 和歌山 鳥取 島根 岡山 広島 山口 徳島 香川 愛媛 高知 福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄 韓国 [熊本県] [北海道] [静岡県] [香川県] [愛媛県] [新潟県] [青森県] [香川県] [高知県] [茨城県]
今週末2月12日の2重賞は、しぼり込み方のセンスを問われるようなメンバー構成になりそうです。
WIN4の京都記念は実績馬を重視したい一戦。JRA、かつ2000〜2500メートルのGⅠで9着以内となった経験がない馬は、12年以降〈0 0 0 26〉ですし、前年か同年にJRAのGⅠかGⅡで4着以内の経験がない馬も12年以降〈0 0 0 23〉と上位争いに食い込めていません。
また、近年は年明けのAJCCや日経新春杯を使った馬が不振。さらに前走がJRAのレース、かつ前走の4角通過順が3番手以内だった馬も12年以降〈0 0 0 11〉なので、差し馬を重視すべきだと思います。
早くから出走を予定していた馬のうち、特に不安要素が見当たらないのはサトノクラウン、スマートレイアー、マカヒキくらい。3頭ともそれなりに信頼できそうですが、今年のメンバー構成ならマカヒキを素直に中心視したいところです。
WIN5の共同通信杯も基本的には実績馬が強いレース。中央場所、かつ芝1600メートル以上、かつ出走頭数が9頭以上の重賞かオープン特別において3着以内となった経験のある馬は、09年以降〈6 7 5 11〉と堅実でした。
一方、この条件をクリアしていなかった馬のうち、JRAのレースにおける連対率が100%でなかった馬は〈0 0 1 51〉と勝ち切れていません。
また、前走で大敗を喫した馬、前走人気薄だった馬も評価を下げるべきでしょう。
今年はエアウィンザー、スワーヴリチャード、タイセイスターリー、ムーヴザワールドあたりが有力候補。どの馬にもチャンスはありそうですが、前走が重賞、その前走で単勝1番人気だったムーヴザワールドは特に魅力を感じます。
◆プロフィール 伊吹雅也(いぶき・まさや)「JRAホームページ」「グリーンチャンネル」ほか、さまざまなメディアに活躍の場を広げている新進気鋭の競馬評論家。新刊「ウルトラ回収率2016─2017」(ガイドワークス)が好評発売中。