[伊吹雅也の競馬予想ブログ]伊吹雅也の2億円馬券研究所「「中山記念」はヴィブロス妙味!」

[伊吹雅也の競馬予想ブログ]伊吹雅也の2億円馬券研究所「「中山記念」はヴィブロス妙味!」

2017/02/23

[伊吹雅也の競馬予想ブログ]伊吹雅也の2億円馬券研究所「「中山記念」はヴィブロス妙味!」

今週末2月26日にはGⅠの前哨戦と位置づけられている2重賞が行われます。

WIN4の阪急杯は馬齢とコース適性が第一のポイント。10年以降の1〜3着馬は「5歳以下の馬」と「阪神芝1400メートル内の重賞に十分な実績があった馬」ばかりです。さらに、阪神芝1600メートル以下の重賞かオープン特別で5着以内となった経験がない馬は、10年以降〈1 0 0 43〉と安定感を欠いていました。

また、同じく10年以降に限ると、前走がJRAのオープン特別か条件クラスのレースだった馬は〈0 0 1 32〉、前走との間隔が中2週以内だった馬は〈0 0 1 24〉と、それぞれ優勝争いに食い込めていません。

特に不安要素がないのはシュウジ、ブラヴィッシモ、ムーンクレスト。最有力候補はシュウジですが、残る2頭も配当的な妙味が高そうなので、余裕があれば押さえるべきでしょう。

WIN5の中山記念は前走の着順とビッグレースにおける実績を重視したい一戦。11年以降の1〜3着馬は「前走を勝ち切っていた馬」と「前年以降のGⅠで善戦していた馬」ばかり。

なお、同じく11年以降に限ると、前年か同年、かつJRAの重賞において優勝経験がない馬は〈0 1 0 35〉。連対経験もなかった馬は〈0 0 0 28〉と苦戦しています。さらに、前走の出走頭数が15頭以下だった馬は〈0 0 0 21〉と人気を裏切りがち。今年はこの条件に引っ掛かってしまう馬が少なくありません。

注目はヴィブロス。近年は中山のレースに実績がない馬も健闘しているので、コース適性を不安視されるようなら妙味十分です。あとは昨年の2着馬アンビシャス、不安要素が少ないリアルスティールも有力候補と見ていいでしょう。


◆プロフィール 伊吹雅也(いぶき・まさや)「JRAホームページ」「グリーンチャンネル」ほか、さまざまなメディアに活躍の場を広げている新進気鋭の競馬評論家。新刊「ウルトラ回収率2016─2017」(ガイドワークス)が好評発売中。