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[亀谷敬正の競馬予想ブログ]亀谷敬正の一攫千金穴馬ドリル「音無厩舎管理馬の休み明けは狙い目」 | アサ芸風俗

[亀谷敬正の競馬予想ブログ]亀谷敬正の一攫千金穴馬ドリル「音無厩舎管理馬の休み明けは狙い目」

[亀谷敬正の競馬予想ブログ]亀谷敬正の一攫千金穴馬ドリル「音無厩舎管理馬の休み明けは狙い目」

2017/02/23

[亀谷敬正の競馬予想ブログ]亀谷敬正の一攫千金穴馬ドリル「音無厩舎管理馬の休み明けは狙い目」

常々言っていますが、競馬は農業です。まずは、いい種(種牡馬)を持っていなければ、どんな名人(調教師、騎手)でもおいしい作物(強い馬)を作ることはできません。

もちろん「優秀な種だけ」を持っていても、メチャクチャな畑でノウハウもない人が育めば、開花することなく枯れてしまいます。もちろん、育む人に恵まれなくてもたくましく育つ種(馬)はあります。しかし、どんなに一流の人が携わっても、種(血統)が悪ければいい作物は作れないのです。

よって、競馬という農業の核を成す「種」=血統を追求すると、いやがおうでも育む人の特性も見えてきてしまいます。

例えば、重賞の常連でもある音無厩舎は「GⅠ以外の重賞」を「休み明け」で出走するパターンに強い印象があります。

2014年以降、音無厩舎が「GⅢ、GⅡ重賞」を「中7週以上の休み明け」で出走した場合の単勝回収率は139%。複勝回収率は131%。複勝的中率は39%です。

昨年の毎日王冠(GⅡ)で、11人気で3着したヒストリカル、2着のアンビシャスは、いずれも「休み明け」で出走した音無厩舎の馬。HPで公開した予想でもヒストリカルを本命、アンビシャスを対抗。勝ち馬ルージュバックの大本線で的中しました。正直、この時の大きな貯金が今でも助かっています(笑)。

そして、先日のきさらぎ賞も音無厩舎の管理馬、アメリカズカップがサトノアーサーを大金星で破る勝利。そして3着も管理馬のダンビュライト。2頭ともに、中7週以上での出走でした。

音無厩舎の管理馬は、GⅠレース前のトライアルでも坂路を猛時計で仕上げてきます。これが相対的な仕上げでも有利です。

また、芝1400メートルや芝1800メートルといった非根幹距離のGⅡ、GⅢの場合、この仕上げ方が要求される能力適性にもかみ合いやすい傾向もあります。管理馬のミッキーアイルも芝1400メートル重賞を何度も休み明けで好走した馬でした。

中山記念は、音無厩舎のアンビシャスが出走予定。昨年の覇者ですから、適性が合うことは間違いないでしょう。GⅠレースが行われない非根幹距離を休み明けで出走、というシチュエーションなら、GⅠホース以上のパフォーマンスを発揮する馬です。

 

◆プロフィール 亀谷敬正(かめたに・たかまさ)テレビ、専門誌などでカリスマ的人気の若手血統馬券師。HPはhttp://www.k-beam.com 推奨レース、期待値の高いデータ満載の出走表も配信中。近著「重賞ビーム2017」(KADOKAWA)が好評発売中。