[亀谷敬正の競馬予想ブログ]亀谷敬正「プロフェッショナル血統塾」「今の中山芝はタフな差し馬を狙え」

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[亀谷敬正の競馬予想ブログ]亀谷敬正「プロフェッショナル血統塾」「今の中山芝はタフな差し馬を狙え」

2017/09/07

[亀谷敬正の競馬予想ブログ]亀谷敬正「プロフェッショナル血統塾」「今の中山芝はタフな差し馬を狙え」

中山の芝は2015年の路盤改修以降、明らかに傾向が変わりました。よって「馬場状態」に関する「競馬格言」のようなものも、従来とは変わっています。

例えば、古くから言われる「中山芝の開幕週はスピード勝負、先行有利」という格言。新しい路盤で行われるようになってからは、正反対。「今の中山芝」は、「中山芝は開幕週はスタミナ勝負。差し優勢」と意識すべきです。

開幕週に行われる京成杯AHも、路盤改修後の2年は「芝1800メートル以上」に実績がある馬の好走が目立ちます。芝1600メートルよりも長い芝1800メートル以上に実績がある馬は「スタミナ馬」と定義するのが自然。ならば「スタミナ指向」と考えるべきでしょう。

能力の方向性を示す「血統」の傾向にも変化が。「ダート1800メートル」以上で好成績を収める血統のパフォーマンスが上昇しています。ダート1800メートル以上に優れた成績を収める馬が走りやすくなったのも、当然スタミナやパワーが生きる馬場になったから。スタミナやパワーが生きる馬場になれば、スピードを生かして先行する馬は止まります。

路盤改修後の中山芝がタフになったのは、路盤改修後の馬場のクッション性が向上したからです。このことは何度も書いていますが、もう少し細かく分析すると、全体の負荷は高くはなっていても、後半のほうが負荷は軽いため、末脚が伸びるのです。

今年の出走予定馬ではブラックスピネルがタフな馬場を好む血統。自身も芝1800メートルのOP特別の勝利実績があります。また、父ロベルト系はダート1800メートル以上でも好成績を残す種牡馬。近親のアロンダイト、クリソライトはダート長距離重賞勝ち馬。マリアライトもタフな馬場の宝塚記念を優勝した馬で、タフなレースを好む一族です。

ブラックスピネルの前走、安田記念は結果的に馬場が速すぎましたが、先行策も最悪でした。タフな馬場で差すことを好む馬が、スピードを要求される馬場で前に行ってしまうと、本来の能力以上に惨敗するケースが多いからです。

別の見方をすれば、合わない馬場、合わない戦法で惨敗した馬は、合う馬場に戻って合う戦法を行えば、大幅に着順を上げます。

このような馬を買い続ければ、馬券で勝てる可能性も大幅に上げることができるのです。


◆プロフィール 亀谷敬正(かめたに・たかまさ)専門誌などでカリスマ的人気の若手血統馬券師。HPはhttp://www.k-beam.com 推奨レース、期待値の高いデータ満載の出走表も配信中。コンビニのコピー機でも予想を配信(Eプリント 亀谷で検索)。