[亀谷敬正の競馬予想ブログ]亀谷敬正「プロフェッショナル血統塾」「DキャグニーとアストラEが穴」

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[亀谷敬正の競馬予想ブログ]亀谷敬正「プロフェッショナル血統塾」「DキャグニーとアストラEが穴」

2017/10/05

[亀谷敬正の競馬予想ブログ]亀谷敬正「プロフェッショナル血統塾」「DキャグニーとアストラEが穴」

GⅡレースがおもしろいのは、GⅠを勝った馬がたくさん出ていても、GⅠでは通用しない馬が馬券になれること。だからGⅡレースは「GⅠを勝っていない馬、勝っていないから人気になっていない馬」を狙うほうが馬券的には儲かるぐらいです。

GⅡレースには「GⅠレースが行われないコース」が多数存在します。これは馬券で儲けるためには絶対に見逃せない重要な競馬の仕組みなのです。別の見方をすれば、GⅠを勝った馬とGⅡしか勝てない馬は、実は能力の差がほとんどないのかもしれません。

その中でGⅠホースとなるのは「たまたま最適条件でGⅠが行われる運のいい馬」。一方、GⅡホースは「能力は高いけれど、GⅠが行われないコースが最適条件の運の悪い馬」も多数いるはずです。

例えば、先日行われたオールカマーは、本誌でも、HPで公開している最終予想でも本命に推奨したルージュバックが優勝。同馬は典型的な「悲運の適性」を持ったGⅠ未勝利馬。だからこそ本命にしました。

レース前にも書いたように、オールカマーはGⅠが行われない中山芝2200メートルで行われます。よって、GⅠレースでは要求されがたい能力の方向性にたけた馬が有利なんです。

同馬の母父系のボールドルーラー系は、米国型の持続力血統。クラシックディスタンスである1600メートル、2000メートルの根幹距離に弱く、1800メートル、2200メートルの非根幹距離を得意とする馬が多く出やすいのが特徴です。

同馬の近4走は全て芝1600メートルか2000メートルの根幹距離。そして4走のうち3走がGⅠレース。オールカマーは5走前、6走前に連勝した時と同じ非根幹距離の非GⅠレース。非運の名馬ルージュバックには、最適条件だったわけです。

毎日王冠も例年GⅠ馬が多数出走しますが、GⅠ実績のない馬が毎年のように馬券になるレースです。

ダイワキャグニーはスピードの持続性を競う競馬が得意な牝系。2000メートル、2400メートルのGⅠよりも1800メートルや2200メートルのGⅡの流れのほうを好む可能性が高いタイプ。

アストラエンブレムは過去に3着以下になったことは4回しかない堅実な馬ですが、負けた4回は全て根幹距離のマイル戦! 根幹距離を苦手とする反面、非根幹距離で能力を発揮するタイプです。


◆プロフィール 亀谷敬正(かめたに・たかまさ)専門誌などでカリスマ的人気の若手血統馬券師。HPはhttp://www.k-beam.com 推奨レース、期待値の高いデータ満載の出走表も配信中。コンビニのコピー機でも予想を配信(Eプリント 亀谷で検索)。