[亀谷敬正の競馬予想ブログ]亀谷敬正「プロフェッショナル血統塾」「今週の2歳重賞は米国血統が穴」

[亀谷敬正の競馬予想ブログ]亀谷敬正「プロフェッショナル血統塾」「今週の2歳重賞は米国血統が穴」

2017/11/02

[亀谷敬正の競馬予想ブログ]亀谷敬正「プロフェッショナル血統塾」「今週の2歳重賞は米国血統が穴」

今週末は3日連続開催。3日連続開催は、初日、2日目で傾向がわかるので、3日目は大儲けのチャンスです。

9月、10月も3日間連続開催が行われましたが、3日目の推奨馬(競馬放送局で公開している亀SP)の複勝回収率は154%。レース的中率は78%でした。

3日目への資金を膨らますためにも、初日、2日目も勝ちたいですね。今週末の初日、2日目の重賞は、いずれも2歳限定の芝1400メートル重賞。この2レースを攻略すれば、気分よく、豊富な資金で3日目のレースを迎えることができます。

京王杯2歳S(11月4日)は、前走芝1600メートル以上を使っている組が有利なレース。そして、前走1600メートル以上で馬券になった馬は、全て前走では先行しているタイプです。

過去5年で前走芝1600メートル以上を使って中団より前のレースをしていた馬は複勝率31%、複勝回収率130%。該当馬の中でも、特に成績がいいのは父がスプリント適性の高い血統。Pサンデー系か、父か母父がスピード豊富な米国血統の成績が優秀です。

ファンタジーS(11月3日)も京王杯2歳S同様、米国血統が穴を出します。

特に相性がいいのはボールドルーラー、ヴァイスリージェント、ストームバードの血。

昨年12人気2着のショーウェイは、ストームバードの血を持つ馬。15年6人気2着のメジェルダは、母父ヴァイスリージェント系。14年7番人気2着モズハツコイと15番人気3着アドマイヤビジンは、どちらも父がクロフネのヴァイスリージェント系。13年14番人気1着クールホタルビの父はボールドルーラー色の強いマツリダゴッホです。

ヴァイスリージェント、ストームバードは、いずれも米国血統の影響が強いノーザンダンサー系。ボールドルーラーは米国の主流系統。つまり、このレースも米国の血が大事なのです。

スプリント血統、米国血統は「体力の完成度」の高さに加え、「道中から速い流れのレースへの強さ」を追求された血統。2歳芝1400メートル重賞も同様の適性が要求されるので優秀な成績を収めます。初日、2日目の重賞で米国血統で儲けて気分よく3日目を迎えたいものです。


◆プロフィール 亀谷敬正(かめたに・たかまさ)専門誌などでカリスマ的人気の若手血統馬券師。HPはhttp://www.k-beam.com 推奨レース、期待値の高いデータ満載の出走表も配信中。コンビニのコピー機でも予想を配信(Eプリント 亀谷で検索)。