[ギャンブルライター浜田正則]ガチ自腹でパチンコ手記 「11月後半から「年末商戦」が開始 店によってアケシメの差が出る」

[ギャンブルライター浜田正則]ガチ自腹でパチンコ手記 「11月後半から「年末商戦」が開始 店によってアケシメの差が出る」

2017/11/24

[ギャンブルライター浜田正則]ガチ自腹でパチンコ手記 「11月後半から「年末商戦」が開始 店によってアケシメの差が出る」

◆よもやま話「認識改め」

今月アタマ発売の当欄で「例年11月はサブいけど、今年は期待大」と記したのですが、案の定でしたね。

そもそも11月は集客イベントの取っかかりが多く、パッとあげても1日、11日と二度もある「ゾロ目」。17日(金)、18日(土)、19日(日)に行われた「全国ファン感謝デー」。そして、月の後半には「年末商戦」が開始。これらが均等にちりばめられているわけです。

今まで雑に扱っていた店側が、ここにきて信頼度をアップしているのです。こうした出しのムーブは、この先も毎年あると予想できますので、秋はサブいという認識は、いずれ過去の話になるでしょう。

ただし、平常日のガラガラっぷりなど、依然サブい一面もかいま見られます。店側はこうした際は、流れを本流にすべく、「イベントのタネあり度が増す」か、「思いっ切り客を狩る」かのどちらかにメリハリが出ますので、優良店や優良日の判別が楽になります。

◆実戦指南「空振りアケ日を探せ!」

もちろん、こうしたメリハリは打ち手側に好都合なんですけれど、いくら本気のイベントであっても、アケ台に座れて初めておいしい思いができるわけです。ですから、ライバルも多くなってしまえば、単なる、目当ての台に座りにくくなる日とも言えるわけです。

そこで、優良店での店側の仕込みが空振り(客入りガラガラ)になってしまったアケ日の開放台を狙いましょう。

店は、ゲリライベントを仕込むことがあります。代表的なのは、ファン感やゾロ目イベントの前日や翌日。いわゆる前夜祭、後夜祭ですね。これらは告知を行うことがないので、イベントだけ来るような客が過ぎ去ったあと、本当の常連だけに還元したいという、店のかい性。これらを拾いに行きましょう。

◆よもやま話「客層」

それはそうと、ここしばらく店で感じてたことなのですが、香ばしいお兄さん方が増えてきた感じがします。これはいい兆しで、景気の上昇とともにパチンコ人気は回復していますね。

ちまたでは来年からの出玉規制で「バクチ度が下がる」「パチンコ冬の時代」などと言われていますが、長年打っている私に言わせればナンセンス。新ルールは新規の客には当然、それが当たり前ですし、昔と比べてしまう人でも日がたてば慣れてきます。

現状では行きすぎた規制も、時がたてば緩和されるモノですし、問題なしでしょう。


「遊技データ&収支」
11月11日(土)「東京都M町・国道沿い大型F店」*3.57円交換

*CRスーパー海物語・桃鉄(582番台)
190回転 555(7R) 7000円
*6連チャン(7R×6回)
*以降持ち玉遊技となり、計30回の大当たりを追加
33回転 ヤメ

投資:7000円
大当たり:36回
換金:3320玉
収支:4500円
17年トータル収支:+33万1000円
17年戦歴:1月○○●○2月●○○○3月●○○●4月○○○5月○●○○○6月●○●●7月○○○●●8月○○○9月●○○○10月○○○●○11月●○(30勝13敗)

この日(11月11日)は、F店の最大イベントである1の4個ぞろいの日で、データでもおわかりのとおり、初回大当たりに190回転しているのに、投資はわずか7000円(1000円あたり27回転! )という大甘クギ。それなのに、この収支ってのが実はショボイのですが、それは、しかたなしです。


※遊技データは「台紹介」「勝敗にかかわらず一定時間打つ」「プロとして食っていく」というものではなく「趣味のパチンコで副収入を得ようとする時に参考になれば」を目的とした立ち回りです。

 

プロフィール 浜田正則 パチンコ生活歴31年。業界寄りの記述をする「パチンコライター」とは一線を画し、ファン目線で真実のみを文章につづる「ギャンブルライター」として20年目を迎える。漫画の原作者としても活躍しており、作品は多数。