[片山良三の競馬予想ブログ]武豊番、片山良三の栗東ナマ情報「サウンドトゥルー妙味十分」 ツイート 2017/11/30 ジャパンカップに外国の有力馬が来なくなった理由は、「勝てそうにないから」だという。創設から37年。日本馬のレベルは確かに上がり、検疫期間の長さというアウェーの不利も考えると、勝算を持って来日できる馬がいなくなった理屈もわかる。勝った時の種牡馬価値の大幅アップがないと、これからも一流馬の誘致は難しいのかもしれない。 チャンピオンズCは、ジャパンCダートがその前身。今でも国際レースだが、今年もダートの先進国アメリカからの遠征はなかった。その理由は賞金の低さだろう。 1着9700万円は、芝のジャパンCの3分の1以下。アメリカではダートこそ本流で、芝馬より扱いが悪い状態で来てくれるはずがない。本家には1着賞金700万ドル(日本円で7億8000万円)のペガサスワールドCがあるのだから、チャンピオンズCの〝安さ〟がわかるだろう。 と書いてしまうと残念なメンバーのように聞こえるかもしれないが、国内の強豪がズラリと勢ぞろいしてくれた。重賞を一つ勝ったぐらいでは除外になるほどのハイレベル。間違いなく日本のダートチャンピオンを決める戦いだ。馬券は難しく、そしておもしろい。 昨年の勝ち馬サウンドトゥルーは、人気にならないタイプ。前走、JBCクラシックを勝っての参戦でも断然人気にはならない。中京実績も文句なしだけに、ありがたく◎を打たせてもらう。 カフジテイクは、中京なら間違いなく切れる脚を使う馬。ご当所オーナーでもあり、陣営の仕上げも違う。ルメール鞍上もそこをくんでのものだ。 アウォーディーは左回りで見直せる馬。連敗が続いているが、昨年は1番人気でクビ差2着。中京で巻き返しがある。 実績断然のコパノリッキーは、中京が鬼門。前走1200メートルでいい脚を使ったが、久々の1800メートルはいい材料ではない。 テイエムジンソクは最高の勢いでここまで来たが、さすがにメンバーが違うのかも。それなら、底なしに強くなっているロンドンタウン、ムラでも天井は高いゴールドドリームのほうが怖そう。 タグ: 片山良三,栗東ナマ情報,競馬,予想,ブログ,コラム,2017 エリア選択 北海道 青森 岩手 宮城 秋田 山形 福島 茨城 栃木 群馬 埼玉 千葉 東京 神奈川 新潟 富山 石川 福井 山梨 長野 岐阜 静岡 愛知 三重 滋賀 京都 大阪 兵庫 奈良 和歌山 鳥取 島根 岡山 広島 山口 徳島 香川 愛媛 高知 福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄 韓国 [愛媛県] [東京都] [静岡県] [東京都] [愛媛県] [北海道] [東京都] [栃木県] [岐阜県] [熊本県]
ジャパンカップに外国の有力馬が来なくなった理由は、「勝てそうにないから」だという。創設から37年。日本馬のレベルは確かに上がり、検疫期間の長さというアウェーの不利も考えると、勝算を持って来日できる馬がいなくなった理屈もわかる。勝った時の種牡馬価値の大幅アップがないと、これからも一流馬の誘致は難しいのかもしれない。
チャンピオンズCは、ジャパンCダートがその前身。今でも国際レースだが、今年もダートの先進国アメリカからの遠征はなかった。その理由は賞金の低さだろう。
1着9700万円は、芝のジャパンCの3分の1以下。アメリカではダートこそ本流で、芝馬より扱いが悪い状態で来てくれるはずがない。本家には1着賞金700万ドル(日本円で7億8000万円)のペガサスワールドCがあるのだから、チャンピオンズCの〝安さ〟がわかるだろう。
と書いてしまうと残念なメンバーのように聞こえるかもしれないが、国内の強豪がズラリと勢ぞろいしてくれた。重賞を一つ勝ったぐらいでは除外になるほどのハイレベル。間違いなく日本のダートチャンピオンを決める戦いだ。馬券は難しく、そしておもしろい。
昨年の勝ち馬サウンドトゥルーは、人気にならないタイプ。前走、JBCクラシックを勝っての参戦でも断然人気にはならない。中京実績も文句なしだけに、ありがたく◎を打たせてもらう。
カフジテイクは、中京なら間違いなく切れる脚を使う馬。ご当所オーナーでもあり、陣営の仕上げも違う。ルメール鞍上もそこをくんでのものだ。
アウォーディーは左回りで見直せる馬。連敗が続いているが、昨年は1番人気でクビ差2着。中京で巻き返しがある。
実績断然のコパノリッキーは、中京が鬼門。前走1200メートルでいい脚を使ったが、久々の1800メートルはいい材料ではない。
テイエムジンソクは最高の勢いでここまで来たが、さすがにメンバーが違うのかも。それなら、底なしに強くなっているロンドンタウン、ムラでも天井は高いゴールドドリームのほうが怖そう。