[ギャンブルライター浜田正則]ガチ自腹でパチンコ手記 「予め上限と下ろす金額を決めておく これが貯玉と上手につきあう方法だ」 ツイート 2017/12/15 ◆よもやま話「貯玉」 先日、私からすれば、かなり衝撃的な出来事がありました。知人のガテンなサラリーマン男性・T係長と飲んだんですけど、次がその時の会話です。 T「先日、自己ベストの8万発を出しました」 ─すごい。で、いくら現金にしたんですか? T「え、全部ですけど。会員カードも作ってないし。明日から連休なんで、また行きます」 ─やっぱり、現金で打ち始めるんですよね‥‥。 T「そりゃ、そうですよ」 ─うおおぉ〜。Tさん、すげえ損してるぞっ! と、こんな感じです。 40歳で独身の彼は、自分の給料を自由にでき、一つの店に通うタイプ。そして休日は朝から閉店まで打つ派。お店は等価交換じゃないので、毎回現金で遊技しては交換する客の換金差で潤ってるのがメインの利益。ですから、まさに彼のような客が〝お得意様〟というわけです。私は泣きながら彼に貯玉会員になるよう勧めたのでした。 過去、当欄では「貯玉は大事だよ」としかお伝えしていなかったかもしれないので、今回は私の貯玉方法を例に、貯玉との上手なつきあい方を紹介します。 ◆実戦指南「貯玉と上手につきあう」 仮に客全員が「貯玉」で遊技した場合、この店は1円も現金収入がなくなります。本来、ホールは現金収入が欲しい。でも、それでは客が他店に流れてしまうので、かなり収入の見込みが減るのを覚悟で「貯玉会員システム」を設けているわけです。ここだけ見ても、貯玉をするほど得だとわかりますよね。 では、目いっぱい貯玉すれば得なのかといえば、そうでもありません。まず、等価交換の店なら、貯玉のうまみは端玉をためる時だけ。あとは無意味です。 換金差がある場合は、貯玉が多いほど得ですが、一日に再遊技できる玉数に制限があり、やたらとためたところで、これも無意味。ある程度たまったら引き落とすのがクレバーです。 ちなみに私は、パチンコ&スロットそれぞれ上限15万円分まで貯玉するようにしており、そこまでたまったら10万円分だけ下ろします。こうすれば、財布のお金もあまり使わずに遊ぶことができますし、1万円以内の勝負が意識づけされますので、ダラダラと負けにくくなります。 打った結果が貯玉の増減だけでは初めはもの足りないかもしれませんが、株や貯金通帳を眺める感覚と一緒で、慣れればけっこう楽しめます。皆さんも試してみてはいかがでしょうか。 「遊技データ&収支」 12月1日(金)「東京都M町・国道沿い大型F店」*3.57円交換 *甘デジ *CRA大海SPアグネス(628番台)11回転 ヤメ 500円 ※古いアグネス(606番台)7回転 ヤメ 500円 *沖海4アイマリン(617番台)69回転 888(6R) 3500円 *2連チャン(2R×2回)38回転 ヤメ *回りが落ちたのでジョーズ(1556番台)に持ち玉移動79回転 666(5R) *7連チャン(5R×7回)98回転 222(5R)159回転 浮き守りヤメ 投資:4500万円 大当たり:10回 換金:2243玉 収支:+3500円 17年トータル収支:+35万4000円 17年戦歴:1月○○●○2月●○○○3月●○○●4月○○○5月○●○○○6月●○●●7月○○○●●8月○○○9月●○○○10月○○○●○11月●○●○12月○(32勝14敗) 今現在、旧台の間引きが行われているので、残った旧台は、お店の「この台だけは残したい!」という思い入れがある台ばかりです。甘デジだろうとミドルだろうと、平常日やイベント日には調整は甘めになるはずですので、活動範囲に入れてください。 ※遊技データは「台紹介」「勝敗にかかわらず一定時間打つ」「プロとして食っていく」というものではなく「趣味のパチンコで副収入を得ようとする時に参考になれば」を目的とした立ち回りです。 プロフィール 浜田正則 パチンコ生活歴31年。業界寄りの記述をする「パチンコライター」とは一線を画し、ファン目線で真実のみを文章につづる「ギャンブルライター」として20年目を迎える。漫画の原作者としても活躍しており、作品は多数。 タグ: 浜田正則,ギャンブルライター,自腹,パチンコ エリア選択 北海道 青森 岩手 宮城 秋田 山形 福島 茨城 栃木 群馬 埼玉 千葉 東京 神奈川 新潟 富山 石川 福井 山梨 長野 岐阜 静岡 愛知 三重 滋賀 京都 大阪 兵庫 奈良 和歌山 鳥取 島根 岡山 広島 山口 徳島 香川 愛媛 高知 福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄 韓国 [東京都] [宮城県] [東京都] [栃木県] [愛媛県] [宮城県] [徳島県] [北海道] [熊本県] [愛媛県]
◆よもやま話「貯玉」
先日、私からすれば、かなり衝撃的な出来事がありました。知人のガテンなサラリーマン男性・T係長と飲んだんですけど、次がその時の会話です。
T「先日、自己ベストの8万発を出しました」
─すごい。で、いくら現金にしたんですか?
T「え、全部ですけど。会員カードも作ってないし。明日から連休なんで、また行きます」
─やっぱり、現金で打ち始めるんですよね‥‥。
T「そりゃ、そうですよ」
─うおおぉ〜。Tさん、すげえ損してるぞっ!
と、こんな感じです。
40歳で独身の彼は、自分の給料を自由にでき、一つの店に通うタイプ。そして休日は朝から閉店まで打つ派。お店は等価交換じゃないので、毎回現金で遊技しては交換する客の換金差で潤ってるのがメインの利益。ですから、まさに彼のような客が〝お得意様〟というわけです。私は泣きながら彼に貯玉会員になるよう勧めたのでした。
過去、当欄では「貯玉は大事だよ」としかお伝えしていなかったかもしれないので、今回は私の貯玉方法を例に、貯玉との上手なつきあい方を紹介します。
◆実戦指南「貯玉と上手につきあう」
仮に客全員が「貯玉」で遊技した場合、この店は1円も現金収入がなくなります。本来、ホールは現金収入が欲しい。でも、それでは客が他店に流れてしまうので、かなり収入の見込みが減るのを覚悟で「貯玉会員システム」を設けているわけです。ここだけ見ても、貯玉をするほど得だとわかりますよね。
では、目いっぱい貯玉すれば得なのかといえば、そうでもありません。まず、等価交換の店なら、貯玉のうまみは端玉をためる時だけ。あとは無意味です。
換金差がある場合は、貯玉が多いほど得ですが、一日に再遊技できる玉数に制限があり、やたらとためたところで、これも無意味。ある程度たまったら引き落とすのがクレバーです。
ちなみに私は、パチンコ&スロットそれぞれ上限15万円分まで貯玉するようにしており、そこまでたまったら10万円分だけ下ろします。こうすれば、財布のお金もあまり使わずに遊ぶことができますし、1万円以内の勝負が意識づけされますので、ダラダラと負けにくくなります。
打った結果が貯玉の増減だけでは初めはもの足りないかもしれませんが、株や貯金通帳を眺める感覚と一緒で、慣れればけっこう楽しめます。皆さんも試してみてはいかがでしょうか。
「遊技データ&収支」
12月1日(金)「東京都M町・国道沿い大型F店」*3.57円交換
*甘デジ
*CRA大海SPアグネス(628番台)11回転 ヤメ 500円
※古いアグネス(606番台)7回転 ヤメ 500円
*沖海4アイマリン(617番台)69回転 888(6R) 3500円
*2連チャン(2R×2回)38回転 ヤメ
*回りが落ちたのでジョーズ(1556番台)に持ち玉移動79回転 666(5R)
*7連チャン(5R×7回)98回転 222(5R)159回転 浮き守りヤメ
投資:4500万円
大当たり:10回
換金:2243玉
収支:+3500円
17年トータル収支:+35万4000円
17年戦歴:1月○○●○2月●○○○3月●○○●4月○○○5月○●○○○6月●○●●7月○○○●●8月○○○9月●○○○10月○○○●○11月●○●○12月○(32勝14敗)
今現在、旧台の間引きが行われているので、残った旧台は、お店の「この台だけは残したい!」という思い入れがある台ばかりです。甘デジだろうとミドルだろうと、平常日やイベント日には調整は甘めになるはずですので、活動範囲に入れてください。
※遊技データは「台紹介」「勝敗にかかわらず一定時間打つ」「プロとして食っていく」というものではなく「趣味のパチンコで副収入を得ようとする時に参考になれば」を目的とした立ち回りです。
プロフィール 浜田正則 パチンコ生活歴31年。業界寄りの記述をする「パチンコライター」とは一線を画し、ファン目線で真実のみを文章につづる「ギャンブルライター」として20年目を迎える。漫画の原作者としても活躍しており、作品は多数。