[伊吹雅也の競馬予想ブログ]伊吹雅也の6億円馬券研究所「Gアクターは中山がプラス材料」

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2018/01/18

[伊吹雅也の競馬予想ブログ]伊吹雅也の6億円馬券研究所「Gアクターは中山がプラス材料」

今週末1月21日はGⅡが2レース組まれています。

WIN3の東海Sは前走好走馬を重視したい一戦。前走の着順が8着以下だった馬は14年以降〈0 0 1 29〉ですし、5〜7着だった馬も14年以降〈0 3 0 6〉と勝ち切れていません。

また、前年以降に中央場所、かつ1600〜1900メートルのレースにおいて優勝経験がなかった馬は、14年以降〈0 1 1 27〉と不振。しばらく勝ち切っていない馬はもちろん、ローカル場、1400メートル未満、2000メートル以上のレース、さらに地方のダートグレード競走を主戦場としてきた馬も過信禁物と見るべきでしょう。

勢いのあるディアデルレイやトップディーヴォあたりも楽しみですが、やはり中心はテイエムジンソク。前走が好内容でしたし、まだ休養明け3戦目なのでコンディションの低下を心配する必要もなさそうです。

WIN5のAJCCは実績馬が強いレース。前年以降にJRAのGⅠかGⅡで5着以内の経験がない馬は10年以降〈0 4 2 51〉とやや苦戦しています。なお、前走がJRAのGⅠだった馬は10年以降〈5 2 2 16〉、前走の単勝人気順が2番人気以内だった馬は10年以降〈3 3 2 7〉と、それぞれ安定感あり。

一方、どちらにも該当していない馬は10年以降〈0 3 4 67〉ですし、そのうち前走の着順が4着以下だった馬は10年以降〈0 2 1 52〉なので強調できません。

減点材料が少ないのはゴールドアクター、ダンビュライト、トーセンビクトリー、ミッキースワロー。

ただ、トーセンビクトリーは牡馬相手における実績が、また、ミッキースワローは休養明けのレースに対する適性が不安なので、やや評価を下げるべきでしょう。残るゴールドアクターやダンビュライトは、コース替わりがプラスに働くはず。それぞれ楽しみです。


◆プロフィール 伊吹雅也(いぶき・まさや) 「JRAホームページ」「グリーンチャンネル」ほか、さまざまなメディアに活躍の場を広げている新進気鋭の競馬評論家。新刊「ウルトラ回収率 2018-2019(競馬王馬券攻略本シリーズ)」(ガイドワークス)が好評発売中。