[片山良三の競馬予想ブログ]武豊番、片山良三の栗東ナマ情報「ファインニードルを頭で狙う」

[片山良三の競馬予想ブログ]武豊番、片山良三の栗東ナマ情報「ファインニードルを頭で狙う」

2018/03/22

[片山良三の競馬予想ブログ]武豊番、片山良三の栗東ナマ情報「ファインニードルを頭で狙う」

普通に考えれば、レッドファルクス本命にたどりついてしまうのがこの高松宮記念だ。

スプリンターズSを連覇中で、このレースも昨年3着という断然の実績。おまけに中京コースは4戦3勝とめっぽう得意としており、逆らおうとすること自体が無謀な気がしてくる。

無理にケチをつければ、7歳という年齢と、父スウェプトオーヴァーボードの安価な血。ただ、実績馬に対してそれを言うのは無意味で、馬券の対象外に消えることはほぼなさそうだ。

頭ではそれがわかっていても、本能的に買いたいのがファインニードルだ。昨年夏、北九州記念で1番人気に祭り上げられた時は荷が重いと感じたが、そこで5着に敗れた直後にセントウルSを勝った内容がみごとだった。

平坦の高速馬場で1分7秒7でしか走れなかったのに、その3週間後には急坂のある阪神で1分7秒5。充実期の4歳秋とはいえ、こういう伸びを見せる馬はなかなかいない。スプリンターズSははね返されたが、5歳初戦のシルクロードSでセイウンコウセイを破って、いよいよ一線級まできた実感がある。

問題は中京コースがどうかだ。ここは得意不得意がハッキリ分かれる競馬場で、ファインニードルは条件時代に1回走って2番人気10着。実はこれが大きなネックになる可能性があるのだが、大型配当を手にできるのは今しかないという気持ちで、3連単の頭から。2着と3着にレッドファルクスを入れる流し馬券なら、点数が増えすぎる心配もない。

武豊騎手はダンスディレクターに騎乗。8歳を迎えたが、前走は好位から運ぶ自在性も見せた。今回はおそらく末脚勝負だろうが、掲示板以上には来るイメージ。

好走と凡走の振り幅が大きいシャイニングレイだが、好調、北村友の手綱で気配は上々。中京コースも適性ありだ。

短距離なら世界レベルの香港から、ブリザードの参戦。これがモレイラ鞍上なら売れてしまうわけで、そう考えればティータン騎手でも押さえないわけにはいかない。

セイウンコウセイ、レッツゴードンキ、ナックビーナス、レーヌミノルも押さえに。