[片山良三の競馬予想ブログ]武豊番、片山良三の栗東ナマ情報「ロジクライの勢いは本物!」

[片山良三の競馬予想ブログ]武豊番、片山良三の栗東ナマ情報「ロジクライの勢いは本物!」

2018/04/19

[片山良三の競馬予想ブログ]武豊番、片山良三の栗東ナマ情報「ロジクライの勢いは本物!」

人気になるのは武豊に手が戻るエアスピネル。一度ならず二度までも乗り替わりの屈辱を味わわされた因縁がある馬だが、それでも依頼があれば乗るのがジョッキーの仕事なのだ。意地を張って、能力が高い馬を袖にするのは愚の骨頂というもの。武豊騎手はしっかりと仕事をして結果を出すのだろう。

そんなことはわかっているのだが、馬券は別モノ。人気と実力にギャップがある馬を見つけたら、そこから買うのが絶対の鉄則だからだ。

ロジクライがその馬。準オープン、オープンを連勝してきた格下と思うのは間違い。3歳の頭にはジュエラーを負かしてシンザン記念を勝った馬なのだ。

故障で回り道はしたものの、ここへきての勢いは本物。準オープンで負かしたヒーズインラブが重賞を勝ち、前走で負かしたグァンチャーレはオープンを3戦連続で2着。シンザン記念当時のフレッシュな状態のロジクライが戻ってきたと考えるべきなのだ。

1週前の追い切りでも、チップを入れ換えて時計がかかっている坂路で50秒6の猛時計。金星を狙える態勢はバッチリ整っている。

サングレーザーの手堅さはエアスピネルと同等。問題は開幕週の京都の良馬場が、どうしたって先行馬の味方をしてしまうこと。目標はまだ先にある安田記念だけに、ここで戦い方を変えるということもないだろうし、馬券的には3番手の評価になる。

モズアスコットは1400メートルで鋭い差しを決める馬だが、軽い馬場は得意なイメージ。中団確保なら馬券圏内に突っ込んでくる。

グァンチャーレは開幕馬場が有利に働きそう。早め抜け出しから少しだけ甘くなっての3連続2着だが、有利な舞台ならこの相手でも圏内をにぎわすかも。

早めに栗東に入厩して調整されているヤングマンパワーも勝負気配。

フローラSに素質ある3歳牝馬が集結したが、桜花賞の上位馬と比較すると、どうしても小粒な雰囲気。エタリオウを破ったゆきやなぎ賞を評価してサトノワルキューレに期待したいが、問われるのはインパクトのある勝ち方。カーサデルシエロあたりがすごい勝ち方をすれば、新星誕生と騒がれるのだが。