[片山良三の競馬予想ブログ]武豊番、片山良三の栗東ナマ情報「アーモンドアイが2冠目を奪取」

[片山良三の競馬予想ブログ]武豊番、片山良三の栗東ナマ情報「アーモンドアイが2冠目を奪取」

2018/05/17

[片山良三の競馬予想ブログ]武豊番、片山良三の栗東ナマ情報「アーモンドアイが2冠目を奪取」

もしかしたらウチの馬にもチャンスが‥‥というわけで、ダービーは史上空前の賞金レベルになるという観測。京都新聞杯2着で賞金2000万円まで積み上げたアドマイヤアルバでも除外のラインにいるというのだから驚く。

対照的に、オークスは桜花賞の上位組に抜群の安定感。とてもじゃないけどかなわないと考えたようで、NHKマイルCにホコ先を変えた牝馬が数多くいた。

その結果、最終登録は賞金400万円の1勝馬が4頭いて、そのうちの2頭に枠があるという異変。世代レベルは結果でしかわからない部分が多いが、牡牝の比較で言えば、今年は牝馬の上位が手厚いと言えるかもしれない。

強いのは、言うまでもなくアーモンドアイ。4戦のキャリアで上がり3ハロンは常に最速という、超末脚自慢だ。桜花賞の豪脚もすごかったが、その前のシンザン記念で牡馬をまとめてなぎ倒した切れ味も圧巻。牡馬も含めての3歳最強という意見も、あながち誇張とは言えない。

ルメール騎手が、桜花賞を勝った時点で「トリプルクラウン!」と叫んだほどで、秋のことはわからないにしても、ひとまず春の2冠は安泰という見方で間違っていない。

ラッキーライラックも、普通の年ならトリプルクラウンも狙えたはずの高い能力の持ち主。取り口が安定していて、桜花賞もほぼ完勝という流れから一気に勝ち馬に来られた。過去5戦全てを石橋騎手で戦い、今回も継続というのがさらなるプラス材料。アーモンドアイを意識せずに、まずは万全の抜け出しを見せてくれるに違いない。他の馬には負けない。

リリーノーブルも、実はかなり強い。ラッキーライラックには3戦3敗だが、その他の馬にはつけいる隙を見せていない。この桜花賞上位3頭がオークスでも同じ順位で来る可能性は低くない。

あるいはフローラSを豪快に勝ったサトノワルキューレが3番人気に支持されるのかもしれないが、リリーノーブルの前に来れるかどうかという評価が妥当。

3着に突っ込んでくる候補としては、内枠を引いた時のマウレアを警戒するぐらいで大丈夫。今年のオークスは荒れません。