[伊吹雅也の競馬予想ブログ]伊吹雅也の6億円馬券研究所「V候補はアーモンドとサトノの2頭」

[伊吹雅也の競馬予想ブログ]伊吹雅也の6億円馬券研究所「V候補はアーモンドとサトノの2頭」

2018/05/17

[伊吹雅也の競馬予想ブログ]伊吹雅也の6億円馬券研究所「V候補はアーモンドとサトノの2頭」

今週末5月20日のWIN1は14年から施行されている鳳雛S。過去4回の連対馬8頭は、いずれもJRA、かつ1600メートル以上、かつ15頭立て以上だったレースを勝ちきった経験のある馬でした。少頭数のレースを勝ち上がってきた馬は過信禁物と見るべきでしょう。また、同じく過去4回の3着以内馬12頭は、年明け以降に1600メートル以上の500万下を勝っていた点も共通しています。

WIN3の韋駄天Sは、近走成績を素直に評価したい一戦。14年以降の3着以内馬12頭中10頭は、前年以降に芝、かつ準オープンかオープンクラスのレースを勝ちきっていた馬です。一方、負担重量が52キロ以下だった馬は14年以降〈0 0 0 23〉と好走例なし。ハンディキャップ競走ですが、極端に実績のない馬までマークする必要はありません。

WIN5のオークスも、年明け以降の戦績がポイント。同年に東京か京都か阪神、かつ1600メートル以上の重賞で連対を果たしていない馬は14年以降〈0 0 2 44〉と苦戦していました。条件クラスやオープン特別のレース、中山やローカル場の重賞でしか好走していない馬は評価を下げましょう。

あとは脚質も重要。同じく14年以降に限ると、前走の4角を4番手以内で通過した馬は〈0 0 1 23〉でしたし、前走がGⅠ以外のレースだったにもかかわらず3着以内となった4頭のうち3頭は、前走の上がり3ハロンタイムが1位だった馬です。さらに、キャリア6戦以上の馬も14年以降〈0 0 1 36〉と優勝争いに食い込めていません。

特別登録を行った馬のうち、これらの条件を全てクリアしているのはアーモンドアイとサトノワルキューレの2頭だけ。どちらを上位に評価するかはオッズも考慮しつつ決めたいところですが、WIN5は手を広げなくていいと思います。


◆プロフィール 伊吹雅也(いぶき・まさや) 「JRAホームページ」「グリーンチャンネル」ほか、さまざまなメディアに活躍の場を広げている新進気鋭の競馬評論家。新刊「ウルトラ回収率 2018-2019(競馬王馬券攻略本シリーズ)」(ガイドワークス)が好評発売中。