[片山良三の競馬予想ブログ]武豊番、片山良三の栗東ナマ情報「実績上位ワンスインナM本命」

[片山良三の競馬予想ブログ]武豊番、片山良三の栗東ナマ情報「実績上位ワンスインナM本命」

2018/06/14

[片山良三の競馬予想ブログ]武豊番、片山良三の栗東ナマ情報「実績上位ワンスインナM本命」

函館競馬の開幕。といっても、たったの6週間なので、油断していると、すぐに終わってしまいそうだ。

市内にご先祖様のお墓がある武豊騎手は、当然のように開幕週から駆けつける段取り。今年開業した、弟の武幸四郎厩舎も函館を主戦場とするつもりのようで、有力新馬には当然、兄弟タッグ。

2日目の芝1200メートルでデビューするファイアーボーラー(牡2歳、父メイショウボーラー)は特別に期待している1頭だそうで、「勝てば、の話ですけど、その時は函館2歳Sにも乗ってくれるようにお願いしています」と武幸調教師。その走りにも注目だ。

北海道は、今年が命名150年を迎える節目とのことで、記念事業が山盛り。函館、札幌の12週間は例年以上に盛り上がりそうだ。

その幕開けを飾るのは函館スプリントS。夏は短距離戦が活発で、このあとは中京のCBC賞、新潟のアイビスサマーダッシュ、小倉の北九州記念、札幌のキーンランドCと、重賞が全国を飛び交う。このメンバーが全戦参加ということはないはずだが、馬券を買う側は動向を読むこともヒントになるだろう。

武豊騎手が騎乗するダイアナヘイローは、ここを叩いて小倉に行く段取りか。実績のある小倉が勝負なら、ここは少し割り引いてもいいのかもしれない。

函館勝負という意味では、昨年のこのレースの覇者ジューヌエコールだが、以降1年間、鳴かず飛ばずというのはいかにも買いにくい。エポワスの函館実績も侮れないが、10歳を迎えてまだ若手を脅かす余力があるかどうか。やはり手を出しにくい。

見方をフラットにすれば、ワンスインナムーンが浮かび上がる。スプリンターズS3着の実績は明らかに上位で、久々でも心配ない。

ナックビーナスの前走もみごと。高松宮記念3着の力と、この距離の手堅さ。連軸ならむしろこっちかも。

ライトフェアリーの意外性。セリでわずか50万円で落札されたこの馬が、すでに1億円近い稼ぎ高。オーナーの引きの強さにあやかりたい。

復活ティーハーフ、GⅠ馬セイウンコウセイ、函館が向きそうなラインスピリットと、伏兵も満載。どれが来ても好配当だ。