【第198回】厳選！　イチ推し特集

はぇ～

「津軽弁の日」なんて記念日が、あるんスねぇ。方言詩人・高木恭造の命日なんですって。

方言詩人というのは、寡聞にして存じ上げませなんだべし。

江戸の吉原にいる女郎は、下はカムロから上は太夫まで、ほとんどが地方で借金のカタにとられた娘っ子なわけなので、エロいことしてる時にはさぞかし異国情緒あふれる喘ぎが聴こえるのかと思ったんですけどもね、どうやら昔の人々は方言の喘ぎに趣は感じなかったようで、かといって江戸弁を仕込むのも難しいときたもんですから、いわゆる吉原言葉が生まれたわけでありんす。

今の我々は「〇〇弁の女の子ッて良いよな」とか言いますから、そういう点では、江戸時代の男たちよりも我々のほうが「粋」なのかもしれませんなあ。

昔、地方出身の女の子ばかり集めて方言を特色にしているデリヘル（派手さよりも芋っぽさにエロスを感じる紳士たちに人気でした）があったなあ……今もあるかしら？　探さなきゃ。