長野県の県庁所在地である長野市は、県北部に位置する中心都市である。
山々に囲まれた自然豊かな土地で、盆地であるため夏は暑く冬は寒い。特に冬は豪雪地帯にもなっている。なお、いままでで1994年に最高気温38.7度、1934年に最低気温マイナス17度を記録したことも。
歴史も深く、善光寺の参道は門前町として、そして北国街道の宿場町としても栄えた。また、城跡が多く、その数なんと17城。上杉軍と武田軍が一戦交えた「川中島の戦い」に由来する川中島古戦場があるのも長野市なことから、このあたりは戦国時代の重要地域だったことが伺える。
1998年に開催された長野五輪の舞台としても有名で、市内にはいくつものオリンピック施設がある。スケートリングがある「エムウェーブ」や、ボブスレーなどが行われた「スパイラル」、表彰式会場として使われた「セントラルスクエア」などだ。「戸隠スキー場」などのスキー場ももちろん多く、ウインタースポーツのメッカとなっている。
名産品はりんごやそば、おやきなどがある。特におやきは長野名物として有名。産地である野沢菜を使用したおやきがオススメだ。
長野駅前は特徴の違う繁華街が東西南北にある。「末広町」はオフィスやビジネスホテルが中心となっており、「新田町」は商業地区として再開発が進められている。「南千歳町」には飲食店が密集しており、「県町」には官公庁や企業オフィスなどが多く建つ。
現在、県随一の歓楽街でもあるのが「権堂町」である。昼はアーケード商店街が買い物客で賑わっているが、本番は夜の街としての権堂町だ。飲み屋やキャバクラが充実しており、もちろん呑んだ後のお楽しみとして行けるピンサロやデリヘルがあり、フルコースで楽しめる街なのだ。