地下鉄東山線で隣り合う今池・池下エリアは古い街並みを残す昔ながらの歓楽街。ファッションヘルスを中心に風俗の街としても知られ、アイドル並の若くてカワイイ名古屋女子がお相手してくれると評判だ。
今池交差点を中心に広がる「今池商店街」は若者を中心に活性化プロジェクトが推し進められ、プロレス興行を行うなどユニークなイベントで話題に。周辺にはライブハウスや映画館なども多く、名古屋におけるカルチャー発信地としての役割もになっている。ひき肉入りで激辛のご当地ラーメン「台湾ラーメン」の元祖として知られる中華料理店「味仙」、名古屋に行ったら一度は食べたい鰻ひつまぶしの名店「しら河」ほか、名古屋めしを提供する店も多い。1969年開業のダイエー今池店(開業時の名称は今池ショッパーズプラザ)にはご存知「スガキヤ」も入っている。サウナやカプセルホテルも多く、安価に宿を探すならおすすめ。
池下は某有名お嬢様学校の近くということもあり、ちょっとセレブな香りも漂う街。分譲マンションを中心に複合施設として開発された「ナゴヤセントラルガーデン」には東京でも人気のおしゃれなカフェやレストランが軒を並べている。
今池という地名の由来は江戸時代には池があり、そのほとりに造られた新田が馬池新田。もとの「うまいけ」がなまって「いまいけ」になったとされる。池下は大正時代にあった蝮ヶ池が由来。池は埋め立てられているが、その埋め立ての際に事故が相次いだ。そのため池底があった場所には龍神様が祀られている(蝮ヶ池神社)。