松戸エリアのタウン情報
北西は埼玉県三郷市に、南西は東京都葛飾区と江戸川区に隣接している松戸は、その住環境から東京のベッドタウンになっている。
駅周辺には「伊勢丹」などがあり、繁華街として栄えており、近隣市の柏のライバル的な様相を見せている。
市内にある「松戸神社」は、「水戸黄門」として知られる徳川光圀にゆかりのある場所として歴史深い場所である。近年は宇宙飛行士の山崎直子が安全祈願の参拝をしたことで話題となった。
なお、歴代市長に名を連ねる松本清氏は、あのドラッグストアチェーン「マツモトキヨシ」創業者であり、市役所内に日本初の「すぐやる課」を設置した張本人である。「すぐやる課」とは、市長直属でわずらわしい決裁いらずのため、市民からの要望などにすぐに対応できるという部署である。これにならい、各都道府県で同様の課が後追い誕生した。そんな「すぐやる課」の有名な仕事といえば、1972年に江戸川で目撃された未確認生物(UMA)の名付けだ。体長2mで頭が丸く赤らんだヒゲ面……そんな謎のいきものを見て「すぐやる課」は「松戸に出て、トドに似てるから“マツドドン”だ!」と命名。以降、そのオマヌケな名前を相まってUMAファンから愛される存在になった。
江戸時代に宿場町として栄えた松戸にはかつて、「平潟遊郭」という赤線地帯があった。その面影は、新興マンションが立ち並ぶ跡地にはもうない。そのかわり現在の松戸風俗は、駅前の店舗型ヘルスのほか、デリヘルやホテヘルで大いに盛り上がっている。かつての遊女に思いを馳せながら、松戸美女を抱くのもまた一興、ではないだろうか。