[伊吹雅也の競馬予想ブログ]伊吹雅也の2億円馬券研究所「ショウナンラグーンが絶好の狙い目」

今週末は2回東京と3回京都の2場開催。また、6月1日は日本ダービーが施行されるため、変則的な発走スケジュールとなっております。WIN5は14時10分発走予定の青嵐賞（東京8R）からスタート。発売締切時刻は14時ちょうどですので、お買い逃しのないようご注意ください。

WIN【5】の日本ダービーは芝中長距離のJRA重賞に実績がある馬を重視したいレース。10年以降に限ると、芝1800メートル以上のJRAG1かJRAG2で3着以内となった経験のない馬は〈0 0 0 32〉と苦戦していますし、芝1800メートル以上のJRA重賞で優勝経験のない馬も〈0 0 2 38〉と連対例がありません。

さらにしぼり込むなら、過去の芝中長距離重賞で見せた末脚に注目したいところ。芝1800メートル以上のJRA重賞を出走メンバー中1位の上がり3ハロンタイムをマークしながら制した経験がある馬は〈4 3 1 5〉と非常に堅実でした。ちなみに、皐月賞で上位争いを演じたイスラボニータ、ウインフルブルーム、トゥザワールド、ワンアンドオンリーの4頭は、いずれもこの条件を満たしていません。

注目はショウナンラグーンとレッドリヴェールの2頭。ショウナンラグーンは青葉賞を、レッドリヴェールは札幌2歳Sを勝った際に出走メンバー中1位の上がり3ハロンタイムをマークしています。前走好走馬が強いレースであることを考えても絶好の狙い目です。

皐月賞組から逆転候補を選ぶならワンアンドオンリー。勝ち切れなかったとはいえ、ここ2戦連続でメンバー中1位の上がり3ハロンタイムをマークした点は素直に評価すべきでしょう。

なお、近年のダービーは外めの枠に入った馬が不振。最終結論を出す際は枠順も考慮したいところです。

◆プロフィール 伊吹雅也（いぶき・まさや） 「JRAホームページ」「グリーンチャンネル」ほか、さまざまなメディアに活躍の場を広げている新進気鋭の競馬評論家。新刊「本当に儲かる騎手データブック 馬券の勝ち組は騎手を野次らない」（ガイドワークス）が発売中。