津風俗

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三重県のほぼ中央に位置する津市は、三重県の県庁所在地である。その一音という短さで、津市は「世界一短い地名」、津駅は「世界一短い駅名」としてギネスブックに登録されている。
かつて平安京時代に重要な港が津にあったことからか街としての歴史は古い。神社仏閣が多く、特に「津観音」は日本三大観音として名を馳せている。
また、「伊賀街道」や「一身田寺内町」「奥津」など、キレイな状態で残された街並みがいくつもあり、保存活動が進められている。
観光スポットは、一帯が桜で溢れる、お花見スポットとして有名な「偕楽公園」、日本最大級の公共マリーナを有する海沿いの公園「伊勢の海県立自然公園」などがある。
毎年10月に行われる「津まつり」は多くの観光客を呼ぶが、その目当ては無形文化財にも登録されている「唐人おどり」だろう。
グルメはなんと言ってもうなぎだろう。かつては養鰻場が多くなったが、伊勢湾台風により壊滅状態に。それでも、現在も人口1人あたりのウナギ消費量が日本一を記録しており、津を語る上で欠かせない食文化なのだ。あくまでも大衆食だからか、他地域とは比べ物にならないくらい格安で食べることができる。
近年はB級グルメ「津ぎょうざ」の人気も急上昇。直径15cmの大きな皮で包み、油で揚げるのが特徴である。
津駅前にはオフィスやホテルは入った高層複合ビル「アスト津」があり、市のシンボル的な存在感を放っているが、はやり古くから栄える「大門」は別格。百貨店やビル、アーケード商店街で構成されており、アーケード街から少し離れると飲み屋街が姿を現す。その細い路地には、小さな飲み屋が所狭しと軒を連ねる。さらに迷路のような奥へ進むと、薄暗い通路にはやはりレトロな飲み屋が。まるで映画のセットのような、まるで昭和のどこかにタイムスリップしたかのような、不思議な感覚に陥る路地である。ナイトスポットもやはりこの地域にある。