徳島市風俗

徳島エリアのタウン情報

四国東部に位置する徳島県。県庁所在位置は県北東部にある徳島市で、「心おどる水都」のキャッチフレーズ通り、吉野川など水資源豊かな都市である。昔は阿波国と呼ばれていたが、これは県北部で粟が多く採れたことに由来する。江戸時代は徳島藩の城下町として全国有数の規模を誇ったが、現在の人口２６万人は四国で最も少ない。神戸から高速バスなどで明石海峡大橋を渡り淡路島を経由、大鳴門橋を通れば３時間ほどと近く、関西文化が色濃く根付いた土地でもある。
吉野川の３つの分流に囲まれた中洲、ひょうたん島と呼ばれる内町地区が市の中心街。オフィスビルやショッピングセンター、デパートが集まる。新町川水際公園からはひょうたん島を一周できる周遊船も運行しており、乗船料が無料とあって人気の観光スポットとなっている。夜の歓楽街は鷹匠町、栄町、秋田町のあたりにヘルスやソープが密集している。周辺はかつての遊郭跡でもあり、往時を思わせる古い建物がいまも残っている。
ご当地グルメで人気の「徳島ラーメン」は豚骨に醤油を合わせた茶色いスープ、チャーシューの代わりにバラ肉、生卵をトッピングした「茶系」が有名だが、ほかに鶏ガラベースの「黄系」、豚骨ラーメンに近い「白系」がある。新横浜ラーメン博物館に出店した「いのたに」のブレイクで全国的に知られるようになった。徳島市に本社を置く徳島製粉からは西日本を中心にインスタント麺「金ちゃんラーメン」も発売されている。
観光の見どころは毎年8月お盆に行われる阿波おどり。期間中約130万人もの観光客が訪れるという。