JR山手線と都電荒川線が接続する大塚駅。池袋に近接しリーズナブルなビジネスホテルも多いため、出張などで宿泊するのにも便利だ。周辺は2013年秋に完成した駅ビル「アトレ」など開発が進む一方で、 南口、天祖神社へと続く商店街「サンモール大塚」など、いまも東京の下町らしい情緒を残す街でもある。駅南側のバッティングセンター脇、大塚三業通りはかつて600人もの芸妓を抱え栄えた一大花柳界であり、現在も数軒の料亭と芸者衆が静かに伝統を受け継いでいる。
繁華街には「串駒」「こなから」など居酒屋の名店が多いことでも知られる。注文を受けてから目の前で握る手作りおにぎり店「ぼんご」や、北口ロータリー前に古くからある老舗の屋台ラーメン「ホープ軒本舗」など、気取らない大衆グルメが人気。南口の老舗和菓子屋「千成もなか」が名物土産となっている。北口には角海老宝石のボクシングジムもあり、チャンピオンを夢見て汗を流すボクサーたちの姿をガラス窓越しに見学することもできる。
北口を中心にピンクネオンが瞬く風俗の街でもある。昨今は価格競争が激化し、2000円のピンサロや3900円のヘルスまで登場。また熟女風俗の街としても有名。中国、韓国系のエステ店が増えてきてもいるが、店によってシステムにかなりの違いがあるため、プレイ内容をしっかり確認した上で利用したい。